「お花茶屋」。都内23区、駅近の傍ら、緑、水辺豊かな環境で、老若男女、世代問わず明るく生活できる街に、「エクセレントシティ」のマンションが誕生します。
物件概要
エクセレントシティTOKYOネスト
東京都葛飾区宝町2
京成本線「お花茶屋」駅徒歩5分
7階31戸
駐車場:11台
駐輪場:62台
用途地域:準工業地域
分譲:新日本建設
施工:新日本建設
管理委託会社:新日本コミュニティ
竣工:2019年7月予定
(2019年5月10日現在)
ゴールデンウィークに5歳の息子を連れて父の実家に帰った際、川遊びをしました。最初は水を嫌がっていた息子も、慣れてくるとよほど楽しかったようで、最後は「帰りたくない!」の連呼でした。
思えば、僕も子供時代よく川遊びをしたものでした。石投げをしたり、急流にかかる丸太の橋を友達と競争して渡ったり、魚を捕ったり。そんな水辺で自然と格闘した印象が、今でも強く脳裏に焼き付いています。僕がよく遊んだ水辺は、今では新しい国道バイパスのために埋め立てられてしまい、川まで降りることができなくなりました。
現代の子供たち。特に都心で生まれ育つ子供はどうでしょうか。五感豊かに成長しているでしょうか。
東京都葛飾区宝町。京成本線のお花茶屋駅。東京イーストに移り住んで来て初めて知った街でした。(出典:物件資料)
町名の由来が気になりますよね。
江戸時代、鷹狩りに来た八代将軍吉宗がにわかに腹痛を起こし、近くの茶屋で休憩したところ、茶屋の娘の看病によりたちまち快方に向かいました。喜んだ将軍は「茶屋」の名前と、娘の「お花」との名から「お花茶屋」と名付けました。
(出典:プロムナードお花茶屋HP)
ボクサーの亀田3兄弟は、大阪の「天下茶屋」から上京、この「お花茶屋」で旗揚げ、そして世田谷区の「三軒茶屋」に事務所を移してチャンピオンまで上り詰めていったという話があります。茶屋を転々。中々面白い話です。余談ですが。
お花茶屋駅徒歩5分に建つ「エクセレントシティTOKYOネスト」このマンション一番の良さは、何といっても立地です。確かにJRのように有力路線の、急行が停車するような有力な駅ではありませんが、駅徒歩5分という場所ながら、交通利便性だけでなく、駅前には「お花茶屋プロムナード」という大型商業施設と同様に生活利便性が高いお店が集積した大きな商店街があります。更に、駅周辺、マンション周辺は高い建物が少ないので空はとっても明るく広く、水辺豊かで、緑も溢れる、自然豊かな環境で日々暮らすことができるのです。
何といってもこの街を彩る、南北3kmにも渡る曳舟川親水公園。
日常で子供を水遊びさせられます。(出典:物件公式資料)
田植え体験ができる水田を設けています。(イメージ画像)
ザリガニを捕ったり水生植物を観察したり水辺散策ができます。水遊びだけでなく、親水公園内側にある「葛飾区郷土と天文博物館」では、プラネタリウムで空のことも学べたりと、お花茶屋駅周辺は、23区駅近で自然とふれあえる希少な環境です。
マンション周辺には子育てのための教育機関もしっかり充実しています。
マンションに隣接した宝木塚小学校。一番危なっかしい低学年の時に我が家と小学校が隣接していると安心ですね。徒歩10分以内に8つの保育園、幼稚園。中学校が徒歩10分。何かと子育て支援が多い葛飾区の区役所まで徒歩10分。
マンションは、駅から徒歩5分ほどの一歩入った住宅街に建ちます。周辺住宅地のため、低層階から日当たりはしっかり確保できます。住宅地の中の戸建て感覚に近い小規模マンションです。
中身はというと、マンションコストカット時代において、しっかりした造りこみがされています。
コンクリートなど資材費が高騰している折り、住戸間の敷居を簡素な背の丈サイズの薄~い敷居板にしているマンションが多い中、エクセレントシティTOKYOネストのそれは、しっかりコンクリートで仕切られ、プライバシー性やマンションの重厚感を高めています。トイレ内の手洗いは、便器との一体型が増えている中、独立した手洗いカウンタを設置しています。他にも、新電気錠としてハンズフリータイプの鍵や、浴室内のミストサウナを装備しています。住戸内、リビングと隣の洋室を一体化にできる間仕切りについても、天井までのスライディングウォールを採用し、開け放つことでより一体化した広い空間を実感することができます。
主な間取りは以下です。
(出典:物件資料)
せっかく角住戸率60%の小規模マンションなので、できれば角住戸A、D、Fプランあたりが良いですね。ただし、Aタイプの2階でも、75㎡、4,998万円(@220万円)としているので、中高層階5,000万円中盤の価格設定になると、このエリア的には少し重たい気がします(下記、周辺の中古マンション売り出し価格参考)。中住戸でしたら、3LDKタイプが4,000万円台で手に入るでしょうか。ちょっと昔、東京イーストで5,000万円も出せば、北千住や錦糸町、東陽町あたりの駅チカマンションが買えたと思うと複雑な気持ちですが、それは時代なので仕方がないことですね。
周辺中古物件相場
グランウインド立石
3,200万円 (@153万円)
「お花茶屋」徒歩9分
68.86㎡
築2006年
センチュリー立石さくら通りフィアート館
3,590万円 (@175万円)
「お花茶屋」徒歩8分
67.98㎡
築2011年
ライオンズシティお花茶屋
3,780万円 (@156万円)
「お花茶屋」徒歩5分
80.18㎡
築2002年
このマンションは、資産価値云々より、生涯生活価値の満足度を高めるマンションとして優先したいです。
気になったところを少し。
バルコニーが狭いこと。新日本建設のバルコニーの造りによく見られるのですが、奥行きが無いんですよね。通常、長谷工などの分譲マンションは奥行きが1.8~2.0メートルあって、広さが10~12㎡ほどあるのですが、このマンションのバルコニーはいずれの住戸も8㎡前後です。また、スロップシンクが1階や一部住戸以外無いこと。こういう戸建て感覚の子育て充実環境マンションであれば、子供が泥遊びや水遊びをして帰ってきて、スニーカーを洗えるようなスロップシンクは欲しかったです。小規模マンションなので仕方ないのですが、生ゴミディスポーザーもないです。それと管理費が少し高めであること。これも小規模マンションの特徴ですね。
以上です。
隣の「青砥」駅は交通の要所ですが、街並みが古く高齢者が多いと感じました。一方、駅周辺が整備された自然豊かな環境のお花茶屋は、高齢者と若い子育て世代が共存するとても明るい土地柄だと思います。
同じ茶屋でも、世田谷の「三軒茶屋」はどうでしょうか。駅前は国道246号線と世田谷通りが交差、バス、トラック、乗用車、商用車と所狭しと往来し、どれだけの人が世田谷にいるんだと駅前の人並みに辟易とします。駅周辺は、高層ビルに、ビル10階分くらいはありそうな首都高速が走り、騒音、人混み、渋滞、ビルの陰になった日陰が多い街並みと見晴らしの悪さ・・・。人気と知名度は抜群ですが。
僕は、長年住んだ東京都世田谷区から東京イーストへ移り住んできてはじめて、自然の豊かさ、都心へ近い利便性、楽しく生活に便利な環境、人や車が相対的に少ない快適性に魅了されました。
生活や交通に便利で自然豊かな「お花茶屋」駅近において、しっかりした新日本建設の「エクセレントシティ」シリーズのマンション。このエリア周辺で、新築を探しているファミリー世代の方へは、良いマンションだと思います。
残り数戸です(2019年5月10日現在)。
2019年7月11日追記
昨日、現地を行ったら外観が現れてきました!
そして、やっぱり周辺は何度歩いても素晴らしい環境です!
21年2月17日追記
久しぶり訪問。白亜の洗練されたデザイン!