東京イーストエリア北部、将来が楽しみな街、金町。再開発まっただ中に、住友不動産が素敵なタワーマンションを建てました。
物件概要
シティタワー金町
東京都葛飾区新宿6
JR常磐線「金町」駅徒歩12分
京成金町線「京成金町」駅徒歩13分
37階840戸
駐車場:461台
駐輪場:1680台
用途地域:工業地域
分譲:住友不動産
施工:竹中工務店
管理委託会社:住友不動産建物サービス
竣工:2016年2月
いくつか感想を。
・トンネルを抜けると楽園!
・お!いいねえ~ここ!このマンションイイッ!
・駅徒歩12分でも資産性要素十分!
・庶民でも手が届きそうな都内のタワマン!
金町駅は初めて降りたのですが、予想通り、駅前は昔ながらの街並みでした。窮屈な区画にたくさんの人と車の喧噪。マンションに向けて歩く道のりも、狭い歩道とバス通りが続き、人と車が所狭しと往来していきます。
やっぱり環境悪いなあ、今回はハズレかもと思った矢先、、、イトーヨーカ堂、再開発を控える駐輪場を横目に歩いて行くと、、、
まさに「トンネルを抜けるとそこは楽園」!
別世界でした!思わず感動!トンネルは実際ありませんが、金町駅前から10分歩くと楽園のような再開発エリアが!理由無く心が「ここいい!!!」と叫んでしまう、そんなドーンと素敵な原風景。そしてその先に、お城、カッコイイマンションが待っていたのです。
こんな素敵な場所の素敵なタワマンに住みたい!という、いっけん主観的かつエモーショナルにみえて、実際はおそらく大多数の人が思う事は、指名買いなど十分に住宅価値を高めるものだと勝手に思っているのですが、更に冷静になると、再開発エリア、教育機関の誘致、生活利便性、周辺環境、マンションパワーといった、資産性を十分に維持してくれそうな要素がたくさんある事に気がつきました。不動産は立地だと思いますが、駅徒歩12分でもそのハンデを十分に補うほどの将来性を孕んでいるマンションなのです。
金町という東京下町の雑雑した先入観を見事に覆してくれる再開発が、周辺一体で進んでいます。
このシティタワー金町が建つ新宿六丁目地区(にいじゅくって読むんですよね)は、東京理科大学と一体となって開発された街区であり、となりB街区は、建設予定の「シティテラス金町」を中心に、2026年に向けて整備予定。
東金町一丁目西再開発
金町六丁目駅前再開発。駅南側周辺においても再開発工事が着々と。駅徒歩1分で野村不動産が大規模マンションを建設予定です。「プラウドシティ」かあ、これもいいなあ!
シティタワー金町が建つ再開発エリアの魅力の中枢は、東京理科大学の誘致にあります。住宅街の再開発はいずれ人が歳をとるとともに街も古くなる運命に。しかしながら、企業や教育機関の誘致を伴う街の再開発は、人の活力が集まり、エネルギーや若さも循環することで末永く街の発展に貢献します。東京理科大学を中心に、若い人のエネルギーと知の営みが街の発展に大きく寄与することでしょう。大学の図書館などの施設を区民に開放していることも、きっと周辺住民まで盛り上げてくれることと思います。
再開発により生活利便性は更に高く、一体再開発されたシティタワーの膝元にスーパー「いなげや」「セリア」がありとても便利。大型商業施設と言うことでは、「アリオ亀有」が中川を渡って徒歩16分ほど。結構、離れたところに住んでいる僕ら夫婦でもたまにいく便利スポットなので、ここに住めば休日は足繁く通うことになりそうです。
この一体エリアの本来の周辺環境の良さが何より際立っています。隣接している「葛飾にいじゅく未来公園、運動場」で日々遊んで、癒やされて。都立公園ナンバー1の面積を誇る「水元公園」まで徒歩圏内というのがなんとも恵まれた環境。更に江戸川、中川の大河川を東西に抱え、寅さんの柴又散歩も楽しく、風光明媚な「矢切の渡し」と、話題に事欠かない東京イースト屈指のスーパーエリアと僕は思っています。
将来性、資産価値を維持していくためのマンションパワーは非常に大きく、大規模タワマンであること、免震構造であること、コンシュルジュがいて、24時間有人管理であること、住友✕竹中工務店のタワマン設計企画などは大きなアドバンテージになります。
将来の資産価値が明るい一方で何より魅力なのが、エリアの特徴や駅から遠いというハンデはあるものの、庶民でも手が届きそうなタワマンであることです。以下に分譲時の価格帯を少し挙げましたが、価格だけでなく、ランニングコストがかかるタワマンにおいて、月々の維持費がとても安いこともハードルを下げてくれます。現在中古で売りに出されている、70㎡の部屋の月々の管理費が16,567円!タワマンですよ。コンシュルジュ、24時間有人管理、フロア別24時間ゴミ集積所、ディスポーザ設置などをして2万円を大きく割り込んでいます。
そして何といってもタワマンといえば、眺望ですよね。写真が撮れないのが残念ですが、中古物件のサイトを見ていると圧倒されます。かけがえのない東京一望を眼下に見渡せる事が最大の魅力でしょう。
気になったところは、タワマンにしては残念ながら、一般的な田の字型の間取りばかりである点です。(出典:シティタワー金町折り込みチラシ)
共用廊下側に洋室の窓が並んでいるため、中住戸の寝室は相当くらい環境が推察されます。タワマンであれば、全部屋をバルコニーに面したワイドスパンの間取りなどで、便利な空間や各居室の明るさを望みたいところでした。
それともう一つ、南側に常磐線が走っているため、電車の騒音が気になりそうです。金町駅が快速通過のため、かなりの速度で常磐線快速が早朝から夜遅くまで通過していきます。窓を開けながら暮らすということはどうなのか。気になります。
東
37階、67.37㎡、4,998万円(@246万円)
北東角
36階、76.40㎡、5,598万円(@242万円)
南
35階、70.08㎡、5,198万円(@245万円)
10階、70.08㎡、4,698万円(@221万円)
東南角
35階、84.41㎡、6,990万円(@273万円)
南西角
24階、84.41㎡、6,798万円(@266万円)
12階、84.41㎡、5,998万円(@235万円)
西向き
36階、67.91㎡、4,898万円(@238万円)
9階、70.09㎡、4,498万円(@212万円)
以上が分譲時の価格例です。つい先日、ようやく840戸を完売したかりですが、竣工後3年が経過しているため、かなりの物件が中古で売りに出されています。まだ、分譲時の価格を少し下回った程度な感じですね。
近隣、売り出されている中古物件です(成約価格ではありません)。
「プラウドシティ金町ガーデン」
70㎡、駅徒歩7分、築9年、4,380万円(@206万円)
「ヴィナシス金町タワーレジデンス」
72㎡、駅徒歩2分、築10年で、4,998万円(@227万円)
以上を踏まえて、上記分譲時のお部屋の将来を以下に予想してみました。金町の再開発と大学誘致という、人が元気な街として将来の街力向上の期待感、タワマンとしての実力を考慮しての予想です。
上記住戸の内、南向き、35階、70.08㎡
分譲時:5,198万円(@245万円)
↓ 10年後 ↓
築13年:4,668万円(@220万円)
ちなみになぜか、タワーの南側に、シティタワー金町レジデンス棟という2棟の存在。こちらも気になるところです。
こんな素敵な出会いがあるから、マンションを購入する前に、好きなエリアだけで決めないで、必ず色々な街を見ること。鉄則ですね。素敵な街の素敵なマンションでした!
2020年6月1日追記
お隣、分譲中の「シティテラス金町」も徐々に成長しています!
常磐線にほぼ面していて、タワーより騒音が厳しい環境ではあります(関連記事)。
プラウドタワー金町は、東京イーストエリアで分譲中のマンションの中で、私が今1番欲しいマンション!金町エリアの今後の盛り上がりを楽しみにしています!
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