これぞ大手、大規模の実力!都心隣接、駅近で、これだけの規模のマンションは、今後見られないと思います。
江東区の中心、、、「東陽町」
東京都中央区のお隣すぐの江東区。
東京23区の中でも、豊洲など人気エリアへの人口流入から、この数年大幅な人口増加率を記録している東京都江東区。
区内には、2020年、東京オリンピックで開催される多くの競技会場があり、今後も人や情報、インフラが集まってくる要素十分の都心近接エリアです。その江東区役所がある区の中心部「東陽町」は、ビジネスマンから若い子育てファミリーまで、多彩な人の活気で満ち溢れている元気な街です。
マンション概要
すでに2年前に竣工済みのマンション。まだ販売中でした。
シティテラス東陽町
東京都江東区東陽2丁目
東京メトロ東西線「東陽町」駅徒歩5分
15階522戸
駐車場208台
駐輪場1044台
用途地域:準工業地域
分譲:住友不動産
施工:長谷工コーポレーション
管理委託会社:住友不動産建物サービス
築年月:2016年9月
販売価格一例
70V 70.34㎡ 6,498万円@305万円(3階) 西
75G 75.41㎡ 7,298万円@319万円(9階) 南
60T 57.19㎡ 5,498万円@317万円(2階) 北
先日、モデルルームを訪問して、以上の3タイプを見せてもらいました。お値段、非常に高いのですが、たくさんの魅力が詰まっているマンションでした。
このマンションの価値
このマンションの価値は、東京駅から5km圏内、駅徒歩5分にありながら素晴らしい住環境にも恵まれたロケーション。加えて、最大手、住友不動産の大規模物件がもたらす住みやすいパッケージング、緑に囲まれたランドスケープデザインにあります。
日本橋まで7分、大手町まで9分のアクセスと便利な東西線「東陽町」駅。その東陽町駅まで徒歩5分の好立地が大きな価値の中枢です。
ライフスタイルを想像してしまいました。
今まで徒歩10分前後のマンションに住んでいたので、友達を招くと行きも帰りもタクシーに乗りたがりました。でもここなら、友達が遊びに来たとき、駅からタクシーに乗らずに自宅まで案内できてしまう。
「今から日本橋で飲むんだけど来ない?」と急に誘われても、「じゃあこれから行くわ!」と、15分後には日本橋界隈まで出られます。
マンション出て20分もあれば東京駅界隈まで行けてしまう機動力
交通の便は電車だけではありません。都営バスが、東西南北、錦糸町、丸の内、豊洲などあらゆる都心の要所をカバーしてくれます。
日々の生活利便性も良好です。江東区役所へは歩いて10分ほど。豊洲界隈、深川ギャザリア、イースト21、SUNAMOなどの大型商業施設へも自転車に乗ればすぐ遊びに行けます。駅前には、西友、TSUTAYAなどもあり、日常のお買い物にも事欠きません。
深川ギャザリアなど、物件周辺には多くの大型商業施設が点在
都心部、駅近において子育て環境も約束されています。
まず、このマンションには認可保育園が併設されています。マンションの周りに保育園、幼稚園も多く、公営の図書館も近くにあります。更に、区立の小学校、中学校が、マンションとほぼ隣接しています。徒歩2.3分内で大通りを渡らず中学校まで通うことができ、両親も日々安心して子供を送り出すことができる恵まれた環境です。
マンション共用施設として大型のキッズスペースも用意されているので、子供が乳幼少の頃は、子育ての大きな助けになると思います。
都会にいながら、東陽町、木場エリア周辺は、子供を伸び伸び遊ばせられる公園、年を重ねた夫婦が日々散策を楽しめる緑道、運河など、緑と水に囲まれた自然豊かな環境にあります。
子供の遊びからシニアの散策、ジョギングまで何でも楽しめる都立木場公園
気に入ったのは、駅徒歩5分にもかかわらず、喧騒から一歩入って落ち着いた環境にマンションがあることです。このマンションへの緑のアプローチでオンオフが瞬時に入り替わり、心地よく家に帰ることができそうです。
物件周辺は駅そばにも関わらず落ち着いた環境
日々のマンション管理はというと、大規模レジデンスとしてありがちな過剰な共用施設を無くした上で、月々の管理費を抑えています。それでも、24時間有人管理や大型のキッズスペース、集会所、クリーニングやネットスーパーの受け渡し管理、電気自動車充電設備など、最低限、便利な共用サービスを備えています。管理費は70㎡の物件で13,000円前後。周辺の新築マンションでは、70㎡クラスでも20,000円近くする物件もありました。近年管理費は、特に都心や駅チカ物件は人件費の高騰などの要因で高騰しています。
住戸の設備は生ごみディスポーザー、食洗機、可動式ルーバー格子が標準装備です。この管理費でディスポーザー付きはありがたいです。接地階住戸など一部の住戸には防犯合わせガラス、防犯センサーが装備されています。
この物件の良さを決定的に引き出しているのは、住友不動産らしい大規模レジデンスとしての存在感、ランドスケープデザイン、豪華なエントランスです。
敷地面積12,000㎡超の贅沢な緑の空間は圧巻で、エントランスに入るための公開緑地、一面ガラス張りのエントランス回廊が目を見張ります。戸建てではなくマンションを選ぶ価値を思い出させてくれました。将来的にも資産価値が落ちないように考え抜かれたマンションのランドスケープデザインです。
最後に、東京オリンピックによる江東区の賑わいや、有楽町線の延伸が現実味を帯びてきた中で、東陽町にも新駅が新設される計画があるので、街や不動産相場の明るい将来性も期待できます。
以上、最大手の大規模レジデンスの最たるお手本、しっかりとしたパッケージングに誇れるランドスケープデザイン。住みやすさが随所に詰まっていて、住友不動産と長谷工のタッグは何より安心です。
おススメの住戸
おススメは西向きの住戸です。
西向きは好みが分かれる所ではありますが、この物件の西向き棟の前面は、一部住戸を除いて、区立東陽中学校の校庭に面しているので、目の前が開けた環境になっていて1階住戸から日当たりや採光が十分に望める、都心においては珍しい住環境にあります。江東区は人口が大きく増加しており、将来的に中学校が廃校になる可能性も低そうですから、西向き住戸は低層階の住戸でも半永久的に明るい住環境が約束されているのです。更に中高層階については、東京都心部の夜景が楽しめる眺望も魅力です。
南向きであれば、南棟の前面に施設の建物があるので、中高層階以上がおススメですが、日当たりは低層階から十分望めるでしょう。
気になった点
気になった点をいくつか。
ランドスケープのデザイン都合上、南棟、西棟、東棟それぞれの共用廊下側が暗いこと。間取りが普通の「田の字型」ばかりであること。この辺は、立地、大規模を踏まえた上で、致し方ない部分ではあります。
共用施設が少ないのは気になりました。確かに近隣には、マンションの共用施設に入るような、ジム、図書館、カフェなどの生活利便施設が点在していますが、近年の、特に大規模マンションは、充実した共用施設を売りにしていて、実際に人気があります。500戸を越える大規模で、共用施設がキッズルームくらいなのは逆に珍しいと思います。住人の生活満足度や、将来のリセールバリューを考えた時に、最低限のラウンジやスタディルームなどがあっても良いのではと思いました。
最後に駐車場台数が多いと思ったことですね。522戸中208台と都心のマンションとしては多めの約40%の駐車場を確保しているのですが、現在、522戸中、9割型販売が終わっている中、駐車場の空きはまだ十分にありそうでした。将来的に空きが目立ち、管理の足かせにならないか少し心配です。
最後に
竣工してから2年経ってまだ販売中。価格が高くて522戸という戸数をさばけないのかなとは思いますが、住みやすさや将来性など、どれをとっても一流!結局大手の大規模か!?と言われてしまいそうですが、地域に根差して語り継がれる素晴らしいマンションになっていくと思います。
(以下、2019年6月9日追記)
少し前に522戸が完売しました。竣工して2年半が経っていましたので、平行して中古も何戸か売りに出されていましたが、比較的短期間のうちに坪単価300万円前後で売約されているようでした。2019年6月9日現在も、以下3戸が売りに出されていますが、これは高いですよね。マンション高騰時代において、東陽町あたりまでは、投資を見据えた購買もあるのでしょう。
南、8階、60.6㎡ 6,380万円@348万円
南、13階、60.6㎡ 6,380万円@348万円
南、7階、75.24㎡ 7,880万円@346万円
かなりチャレンジ価格だと思いますが・・・。