このブログのエントリー記事になります。
マンションを検討する上で、大事な事はたくさんありますが、私のように何度も後悔しないために、最低限押えておきたいことを初めに共有します。
1、予算を決める
2、人気のエリアや街を理解する
3、人気のマンションがある事を理解する
4、マンションの周辺環境を理解する
5、住まいは明るさが1番!
6、なるべく早く買う、購入時期を逸しない
7、安物買いの銭失いにならない
この記事の目次
予算を決める
初めてマンションを検討する人が第1に決めるべき事は、新築のモデルルーム訪問や中古物件を内見する前に、明確な予算を決めておく事です。
住まい選びは人生の一部です。負担できる住居費を把握した上で、必要以上に安い物件で我慢してしまったり、高すぎる買い物をする失敗を防がなければなりません。
予算を明確にしておく事は、「すぐ決断する」、「後悔することを防ぐ」、「納得性を高める」ためでもあります。
購入予算の納得性を高めておけば、良い物件が現れた時に即断できます。即答できないと、他人に取られてしまい後悔することになります。
予算上、欲しかった部屋を見送る的確な判断ができれば、後悔は少なくて済むでしょう(関連記事)。
人気のエリア・街を理解する
いま私が、1番大事だと思っていることは「マンション選び=街選び」です。
吉祥寺、豊洲、品川、横浜、大宮、船橋
人気の街、都心部、再開発エリア、急行停車駅など、「住みたい街」ランキングで見かける地名です。
生活の利便性も楽しさも、マンションの資産価値も、住まいへの満足度も、「街」に大きく依存しますが、有力な街の駅近でも保有できるマンションならではとも言えます。
せっかく住まい選びをするのですから、検討する範囲を安易に自分の明るいエリアに絞りすぎず、人気の街から吟味しましょう。
その上で、自分には手が届かない、価値がわからないと納得できたら次に進めば良いだけの事。問題なのは、購入した後で「隣の芝生が青い」ことに気づき、「あの地に購入できる選択肢があったかも知れない」と後悔することです。
今だけでなく、街の将来性についての視点も。多くの人は将来に目を向けられず、新しい街並みや建物を目の当たりにして、話題になって初めて「住んでみたい」と思えるものですが、その頃には相場が上がって手が届かなくなります。(関連記事)。
人気のマンションがある事を理解する
マンションの価値は、立地やエリアだけではありません。
大規模マンション
タワーマンション
大手ブランドのマンション
豪華なデザインのマンション
駅遠の立地でも大型ショッピングセンターに隣接して目立つマンション
などなど。
初めてマンションを選ぶ人は、駅から遠い(10分以上)無名な小規模マンションから見学することは避けましょう。興味が無くても、買えないと思っても、駅近の物件、大規模物件や華やかなタワーなどから検討し、良さや特徴をしっかり理解することから始めてください。後から、人気のマンションの良さがわかって後悔することを防ぐためです。
住まいの価値観や予算は人それぞれなので、それらを理解、納得した上で、例えば「小規模でも間取りが良いマンション」を選べば良いと思います。
加えて、人気の街、人気のマンションは、「資産としての側面」も、大きな意味をなします。
しっかり相場がつくマンションであれば、住宅ローンの残債を見ながら精神衛生上の支えになりますし、自分の資産選びは間違っていなかったと、含み益を見ながら自己満足にもつながるはずです。
不測の事態やライフスタイルの変化などで買い替える時に、時間をかけずにしっかり売却できるマンションでしょうか?住宅ローンの残債を返済できる金額で売れるでしょうか?マンションに対する「資産価値」を見る目を最低限養っておくべきです。
周辺環境を理解する
マンション周辺の環境が、住まいの満足度にどう影響するかも見るべきポイント。
以下の視点が特に大切です。
将来、周辺に高い建物が建って住環境が潰れるリスク(関連記事)
ハザードマップ上の水害リスク(関連記事)
子供を作る予定なら、子育て環境や教育環境への理解を予め深めておく事(関連記事)。
家は明るさが1番!
私がこれまでに1番後悔したのは、暗い部屋(住戸)を購入してしまったことです。部屋が暗いと気持ちまで暗くなります。大変な子育てをしながらでは気分が滅入ってしまうこともあるでしょう。日中から電気を付けっぱなしにするのも憚られますので、自然光で明るい室内空間を確保したいです。
特にリビング・ダイニング(LD)は、家族が多くの時間を費やすマンションの顔であり、LDの明るさは、住まいの満足度を高めるための大事な要素だと考えています。
家はやっぱり明るさです!(関連記事)
なるべく早く買う、購入する時期を逸しない
住まいの検討は早めに着手しましょう。
子作りを見据えている場合は、出産前まで、遅くても保育園や幼稚園への入園までに新居を構えるべきと考えています。
ママ友など地域のコミュニティは、乳幼児〜3.4歳前後が作りやすく、小学校へ入学しても先々まで関係が続きやすいからです。困ったときに助け合う関係は日々の子育てに大きく貢献してくれます。
逆に、結びつきが深くなってからだと、新居を購入して引越すハードルは上がってしまいます。
経済的な側面も見過ごせません。早めに購入しておけばローンの残債を早く整理できますし、もしマンション購入に失敗したり、ライフスタイルの変更が生じても買い替えしやすいはずです。住宅ローンの審査も、年を重ねるほど厳しくなっていきます。
家族の人数から部屋の広さについては検討する余地がありますが、マンションの相場を気にして地団駄を踏んでいたら、いつまでたっても買えず、そのうちに子供は大きくなってしまいます。
安物買いの銭失いにならない
値引き前提、価格ありきの意識を持ちながらだと、良いマンション選びはできません。
決断が鈍り、本当に欲しい部屋を他の人に取られてしまったり、値引きしないと売れないような条件が悪い部屋をつかまされます。
ただし、良い部屋を見つけた時に、どうしても予算に届かなければ、本気で値引き交渉をしましょう。本気度が伝われば、営業さんも売主さんも気持ちを傾けてくれるかもしれません。
また、どちらか迷った時に安い部屋を選ぶのも短絡的です。
妥協してしまった後悔の念を抱えながら生活していく方が大きな損失になりますので、月々の支払いにすれば数千円の違いで住まいに求める目的を見誤らないことです。
覚えておきましょう。「安い物は安い物なり」です。
まとめ・最後に
まとめると、以下7つの視点。
1、予算を決める
2、人気のエリアや街を理解する
3、人気のマンションがある事を理解する
4、マンションの周辺環境を理解する
5、住まいは明るさが1番!
6、なるべく早く買う、購入時期を逸しない
7、安物買いの銭失いにならない
以上、これからマンションの購入を考えている人に、私みたいな後悔はさせたくない思いから、最低限押えておいて欲しいことをまとめてみました。
(ご参考)マンション選びの参考になる本
マンションを選びにおいて、大事なポイント