私が愛する錦糸町。今回は、「プラウド錦糸公園」の共用部、専有部を見学しました。
この記事の目次
マンションの概要・特徴
物件概要
プラウド錦糸公園
所在地:東京都墨田区錦糸4
交通:JR総武線・東京メトロ半蔵門線「錦糸町」駅徒歩5分
JR総武線「亀戸」駅徒歩11分
総戸数:15階建て182戸
専有面積:56.22㎡~80.19㎡
駐車場:77台
売主:野村不動産、JFE都市開発、栄泉不動産
施工会社:淺沼組東京本店
竣工年月 2005年1月
ランドスケープデザイン・共用部分
マンションの敷地は、南面を幅広く取った形状で南側はJR総武線の線路、東側は「横十間川」に面しています。
外観は、複数の色や素材が用いられた鮮やかなデザイン。縦に伸びる柱形状の意匠が印象的なエントランスは、綺麗に保たれています。
「エントランスホール」には、等間隔でアートが飾られ、ソファと自動販売機が設置されている奥行きがある空間。来訪者応対など生活のあらゆる場面で機能するでしょう。「コミュティーラウンジ」は、天候が悪い時に子供を遊ばせたり、親同士のコミュニケーションにも役立つスペース。天気の良い日には、屋上の「スカイテラス」で、東京スカイツリーを一望しながら一息することができます。
共用部分では、各住戸玄関前の仕様の高さが見られました。アルコープ部分の床にはタイル貼りがされ、花壇つきの門柱が設置されています。
共用部は、全体的に管理状態の良さを感じました。
月々のランニングコストは、75.96㎡住戸で管理費が14,400円、修繕積立金が9,900円。20年近く経つマンションで、比較的抑えられている金額だと思います(2023年2月現在)。
プラウド錦糸公園に住むメリット
「プラウド錦糸公園」は、錦糸町の駅近に住む利便性の高さと、南向き中心のプランで日当たりの良さを両立したマンションです。
「錦糸町」駅徒歩5分の利便性の高さ
駅徒歩5分は、快適なアクセスと豊かな生活を実現できる錦糸町の良さを最大限活かせる立地!
JRと東京メトロが乗り入れる「錦糸町」駅は、首都圏の要所へ快適に移動できるターミナル駅で、新幹線に乗り換えられる「東京」駅(同8分)、ビジネスの中心地「大手町」駅(同13分)や「新橋」駅(同13分)「品川」駅(同17分)など、都心部要所での活動を身近にしてくれます。成田空港への移動も乗り換えなしで便利。
駅前からは、23区東エリア各所へ都営バスの路線が充実、舞浜有名リゾート行きのリムジンバスも出ています。
錦糸町で生活する最大の魅力は、駅周辺に集まっている複数の大型商業施設や各種娯楽施設、生活利便施設を使いたおせることです。
駅ビルに入居している「テルミナ」(徒歩5分)をはじめ、5箇所の大型商業施設が集積!他に、「アルカキット錦糸町」(徒歩5分)、2019年にオープンした「錦糸町パルコ」(徒歩5分)、「オリナス錦糸町」(徒歩7分)、「丸井錦糸町店」(徒歩8分)。
各商業施設には、ファッション、食料品、日用品スーパー、飲食店、雑貨、大型家電量販店などの各種専門店が入居しており、シネマコンプレックスも2箇所。コンサートが開催される「すみだトリフォニーホール」(徒歩10分)も有名なスポットです。
錦糸町周辺だけでなく、JRの隣駅「亀戸」駅(徒歩11分)と半蔵門線の隣駅「押上」駅周辺の利便施設へも、徒歩や自転車で気軽に遊びに行けるエリア。
亀戸には2つの大型商業施設、「アトレ亀戸」と、2021年にオープンした「カメイドクロック」、押上には「東京スカイツリータウン」があり、商業施設「東京ソラマチ」や「すみだ水族館」「コニカミノルタ プラネタリウム天空」などアミューズメント施設も充実しています。エリア一体で日々の充実した生活を送ることができるでしょう。
駅近にして、日当たりの良い南向き中心のプランを実現!
東西に長い敷地形状は、錦糸町駅徒歩5分の立地にして日当たりの良い住まいを実現。線路を挟んで離隔が30m以上取れているため開放感もあります。
開放感を更に高めているのが住戸の天井高で、LD天井高が2,600mmあり(4階~14階住戸。2、3,15階は2,900mm!)、住環境の良さを更に引き立たさせています。
プラウド錦糸公園 デメリット
気になった点をいくつか。
まず、当マンションの大きなデメリットはJR総武線の騒音です。
全住戸の開口部を「T-4」と「T-5」等級の二重サッシ(一部、二重窓)にして遮音性を高めていますが、線路沿いのLDでは、正直、窓を閉めていても音が気になりました。テレビのボリュームも少し高めになるかもしれません(個人的な感想です)。
共用廊下側の部屋は、窓面に「可動ルーバー面格子」も採用されているため、閉め切れば気にならないレベルでした。
大きなメリットに、騒音という大きなデメリットが、このマンション検討を左右する要素になるでしょう。
ただし、振動対策がしっかりされており、1時間くらい室内にいましたが、個人的には電車が通過するときの振動を「全く」感じませんでした。
他にも事前に踏まえておきたい環境面について。
周辺は海抜0メートル地帯でハザードリスクが高いエリア。荒川が氾濫した場合は住戸1階程度、東京湾の高潮時は、最大で2階相当の浸水リスクが指摘されています。
通学環境も少し気をつけたいポイント。指定校は「錦糸小学校」(徒歩10分)、「錦糸中学校」(徒歩19分)で、いずれも大通り「四ツ目通り」を渡ります。繁華街が近く、人、自転車、大型車などの往来も多いため、毎朝気をつけて送り出したい通学環境です。
マンションを検討する際は、事前に最低限の準備をしましょう(参考記事)。
まとめ・最後に
2023年現在、築18年が建ちますが、管理状態は比較的良好に感じました。
駅周辺では、ほぼ同年代の「ブリリアタワー東京」(2006年築)が坪単価500万円~600万円まで相場が上昇し、23区東エリアを代表するような人気のタワーマンションに。他、駅周辺の築浅物件でも、坪単価400万円近くまで上昇してきました。
10年後、このマンションが築30年近くを迎えたときに、錦糸町駅徒歩5分、大規模ランドスケープ、「プラウド」ブランド、近隣の状況なども踏まえ、坪単価300万円近くを維持できる物件だと見立てました。もし将来売却するようなことがあっても心配は少ないと思います。
売出し価格次第ではありますが、現在の築浅物件より安く出てくれば、購入するには狙い目の年代のマンションだと思います。
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