今回は、東京都墨田区の「ブランズ曳舟」を紹介します。内見して、個人的に気に入ってしまいました!
この記事の目次
マンションの概要
物件概要
ブランズ曳舟
東京都墨田区京島1
京成押上線「京成曳舟」駅徒歩4分
東武伊勢崎線・亀戸線「曳舟」駅徒歩6分
東京メトロ半蔵門線・都営浅草線「押上」駅徒歩10分
総戸数:7階建て91戸
専有面積:55.08㎡~82.15㎡(TR含む)
駐車場:24台
売主:東急不動産
施工会社:長谷工コーポレーション
竣工年月 2014年11月
立地・周辺環境の特徴
曳舟エリアは、都心主要部へ短時間で直結できる便利なポジション。
「日本橋」駅(直通15分、日中平常時14分)
「東銀座」駅(直通19分、同18分)
「新橋」駅(直通21分、同20分)
「大手町」駅(直通19分、同19分)
など。
特に当マンションは、最寄りの「京成曳舟」駅(徒歩4分)、「曳舟」駅(徒歩6分)だけでなく、「押上」駅(徒歩10分)も近く、3駅4路線を利用できる恵まれた立地です。東武亀戸線を利用してJR総武線「亀戸」駅へも出られます。
押上から曳舟一帯は、大規模な再開発が行われ、不動産相場が大きく上がりました。
「曳舟」駅周辺は、約11.2haの中で、京成押上線の高架化、歩道の拡張、商業施設、タワーマンションが数棟建設されるなど、洗練された街並みに変化を遂げました。現在も「京成曳舟」駅前に交通広場が整備中です。
周辺に存在する商店街とも共存する街並みで、有名なコッペパン屋、焼き鳥屋、惣菜屋など多くの店が営業している名物商店街「キラキラ橘商店街」(徒歩5分)は、今でも元気です。
一方、「押上」駅周辺には、2012年「東京スカイツリータウン」が開業し、国内有数の観光地になりました。
「東京スカイツリー」展望回廊の450mは、なかなか体験できない高さ!ショッピングモール「東京ソラマチ」には、食料品スーパーやフードコート、本屋、ファストファッション、雑貨店など300以上の店舗が入居しています。水族館やプラネタリウムなどアミューズメント施設も併設され、冬にはスケートリンクが開業するなど、年間を通して楽しめる一大スポットになっています。
2020年には、東武伊勢崎線の高架下を利用した複合商業施設「東京ミズマチ」(徒歩約15分)がオープン。歩行者専用の「すみだリバーウォーク」で隅田川を渡る楽しみができ、浅草から押上エリアまで連続した観光スポットとして一段と賑わうようになりました。
ランドスケープデザイン・居住空間
マンションは、南西向きに幅広く取った敷地形状が特徴で、北側のメインエントラスからは「曳舟」駅、「京成曳舟」駅方面へ、南側のサブエントランスからは「押上」駅方面へ出やすくなっています。
共用部について。「エントランスホール」は、来訪者の応対や家族と待ち合わせなどに利用できるスペース。「屋上テラス」は、息抜きしたり、隅田川の花火大会も楽しめそうです。他、「宅配ロッカー」や24時間出せる「ゴミ置場」、「防災備蓄倉庫」が用意されています。セキュリティラインは、エントランスのオートロック2箇所で安全性を高めています。
駐車場は全台平置きの上、24台中18台がなんと屋根付き!(北東向きB棟の1階部分)。車保有者には大きなメリットになります。自転車置き場は91台のみ。全く足りないと思いますが、多くの住戸周りには自転車が泊められていました。管理規約で共用廊下が駐輪スペースとして認められているのかもしれません。管理面で言えば、共用部を飾る植栽がしっかり手入れされているのが好印象でした。
住戸棟は2棟構成です。
A棟(南西向き)7階建て(住戸1~7階部分)
B棟(北東向き)5階建て(住戸2~5階部分※)
※1階は駐車場
南西向き住戸は、2車線道路を挟んで前建てまで離隔が取れ、高い建物も少ないため日当たりは良好です。住戸位置や階数によっては、「東京スカイツリー」の眺望を楽しむこともできます。
北東向き住戸は、日当たりは限られますが、こちらも低層の住宅地が並ぶため比較的明るい住環境を確保。南西向きの住戸には無い玄関まで独立したアプローチが特徴で、住戸のプライバシー性や邸宅感を高めています。
専有部は、立地の特徴を活かして、開口部を広げた7~8m強のワイドスパン住戸を多く採用した間取り。
例えば、私が内見したGタイプ。実際の部屋は2LDKにリフォームされ、ワイドなリビング空間が魅力でした!
以下は、専有部の主な設備、仕様です。
玄関・窓防犯センサー(一部窓を除く)
TES温水式床暖房
専有部LED照明
浴室LEDシーリング照明
魔法びん浴槽
節水型タンクレストイレ
トイレ手洗いカウンター
二重床二重天井
サッシ高2,000mm
天井高2,450mm
ルーバー面格子
バルコニー奥行き
(南西向き、1,200mm~1,600mm)
(北東向き、1,800mm)
ランニングコストは以下(70.19㎡住戸)。
管理費、13,100円
修繕積立金、17,690円
オプティキャスト施設利用料、440円
インターネットサービス利用料、1,320円
コミュニティ形成費、300円
(2022年現在)
ブランズ曳舟に住むメリット
「ブランズ曳舟」は、駅近の利便性と居住性の高さが特徴で、内見してあらためて素晴らしいマンションだと実感しました!
高い利便性と娯楽性あふれる生活環境
話題性が高い東京の中心部まで、ドアツードア20〜30分前後で出られる曳舟の駅近立地は、ビジネスや趣味の感度を高め、ライフスタイルを豊かにする大きな強み!
駅周辺の商業集積地帯を庭のように使いこなせることも、駅近に住むメリット。「ひきふね図書館」(徒歩2分)「イトーヨーカドー曳舟店」(徒歩3分)をはじめ、駅周辺の商業施設、飲食店を身近に利用することができます。
通学区の「曳舟小学校」も徒歩1分なので、子供が低学年の時の通学も安心です。
加えて「押上」駅徒歩圏が、「曳舟」駅の駅近+αの強みを持ち合わせた立地。日本で有数の観光地「東京スカイツリータウン」を日常使いでき退屈しない生活環境。細かい事ですが、半蔵門線で「押上」駅止まりの列車が多い不便な時間帯に、押上徒歩圏の便利さを実感できるでしょう。
自転車や東武亀戸線を利用して、「亀戸」駅周辺、「錦糸町」駅周辺の大型商業施設を訪れるのも楽しいです!
開放感ある居住性豊かな専有部
専有部は、一般的な物件には見られない居住性の高さが、当マンションのハイライト!ワイドスパン住戸を多く採用し、開口部に向けて3部屋以上を配置したプラン、開口部に浴室を設けたプランなど、特徴ある間取りが、明るい生活に貢献してくれます(関連記事)。
北東向き住戸の玄関までの独立したアプローチも、暮らしの余裕をもたらしてくれそうです。
ブランズ曳舟のデメリット
共用施設の少なさが残念なポイントです。子育て環境に適したエリア、マンションですから、キッズルームなど住人が交流できる施設が欲しかったですね。今の時勢の中だとライブラリーなど。
それと、北東向き住戸は日当たりが限られます。西向き、東向きはあっても、北寄りは抵抗感がある人も多いと思います。バルコニーの狭さ(南西向き住戸は奥行きが無く、北東向き住戸は幅が無い)も気になりました。
駐車場、駐輪場が少なそうですね。新たに入居する際は、確認が必要です。
まとめ・最後に
分譲時、200万円台前半だった平均坪単価が、現相場では300万円を大きく超えています。例えば4,800万円前後だった部屋が、直近では7,000万円前後(坪単価約330万円)で取引されています。
イーストエリアでは飛び抜けている江東区湾岸に次いで、深川エリアと並ぶ非常に高い上昇率。墨田区押上から曳舟エリアにかけての人気の高まりが見られます。周辺は規模感があるマンションが建つような土地も限られているため、今後も、需要が供給を凌ぐエリアであり続けると思います(22年12月現在)。
エリア内での生活の楽しさ、便利さを知っている私は、「ブランズ曳舟」の利便性、上質感、高い居住性の専有部を見てテンションが上がり、実際に住みたくなりました。
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