パークシティ豊洲　すまいよみ 中古マンション探訪

城東エリア鉄板タワーマンション。今回、住人の方にお招きいただきました！

物件の概要

パークシティ豊洲
所在地：東京都江東区豊洲2
交通：東京メトロ有楽町線「豊洲」駅
タワーＡ徒歩約8分、タワーＢ徒歩約8分、コートC徒歩約6分
敷地面積：全体28,900.05㎡（A:14,001.29㎡、B:12.334.93㎡、C:2.563.83㎡）
建築面積：A:7,612.01㎡、B:5.657.45㎡、C:1,447.05兵法
延床面積：A:121.938.78㎡（容積対象面積86,74842㎡）、B:63.641,00㎡（容積対象面積38.477.85㎡）、C:5,580.28㎡（容積対象面積4,809.99㎡）
用途地域：工業地域
総戸数：1,481戸（Ａ:52階建て、Ｂ:32階建て、Ｃ:7階建て）
専有面積：50.21㎡～201.63㎡
駐車場台数：約1,025台（他、来客用18台、店舗用6台、業務用6台）
売主：三井不動産レジデンシャル・IHI
施工主：三井住友・鹿島建設共同企業体
竣工時期：2008年2月
（A:タワーA、B:タワーB、C:コートC）

パークシティ豊洲の良さ、住むメリット

本物件は、住商一体の大型再開発「アーバンドック」に誕生しました。大型商業施設「ららぽーと豊洲」との直結動線により、エリアでは別格の生活利便性を享受できます。

海辺の開放的な環境と緑豊かな敷地がおりなすランドマーク性、唯一無二の豪華絢爛な共用部、豊富な共用施設や、ゆとりある専有部での暮らしが、住人の誇り、満足度を最大限高めてくれ、人生により豊かな時間を提供してくれるでしょう。

「パークシティ豊洲」は、許されることなら誰でもここに住んでほしいと思える、城東エリアでも屈指の大規模タワーマンションです！

マンションの特徴

周辺環境、立地、アクセス

敷地は、東京湾沿いでレインボーブリッジやお台場を望む開放的な場所。

西側は春海橋から豊洲公園まで約800mにおよぶ海上公園に面し、東側はオフィスビルが立ち並ぶ環境。現在も2棟の新たなビルが建設中で25年6月竣工予定です。オフィス街の喧騒もありますが、各ビルには飲食店、レストランが多数入居しているので、外食のレパートリーが豊富なのは生活する上での大きなメリットに。

大型商業施設「ららぽーと豊洲」が地下通路で直結しているので、棟内共用施設のように使いこなすことができます。ららぽーとには、約200以上の専門店が入居し、買い物や食事だけでなく「キッザニア東京」や「ユナイテッド・シネマ豊洲」などの娯楽施設もあるため、家族で日々楽しい生活を満喫できます。

日々の買い物は、主に以下のお店が使えます。

「まいばすけっと 豊洲1丁目店」（徒歩4分）
「くすりの福太郎  豊洲1丁目店」（徒歩約4分）
「あおき 東京豊洲店」（徒歩約5分）
「サカガミ グランルパ豊洲店」（徒歩約9分）
「文化堂 豊洲店」（徒歩約10分）

など。もちろん周辺にコンビニも複数店舗ありますが、棟内には住人専用の「ナチュラルローソン」が入っています！

通学区の小学校、中学校

豊洲北小学校（徒歩約8分）
深川第五中学校（徒歩約12分）

ハザードリスクがもともと低い湾岸エリア。マンションの敷地も、リスクがほぼないエリアとされています（参考記事）。

ランドスケープデザイン、建物、共用部の特徴

3棟の住宅ゾーンと、隣接する大型商業施設による大規模複合開発。

先述の通り、海上公園に面した開放感あふれるロケーション！敷地全体が緑豊かな植栽や水盤で囲まれ、エントランスへ向かうアプローチも気持ちよく良く歩けます。

建物ファサードデザインは、著名建築家の光井純氏が担当。

白を基調として、所々にベージュや薄いブルー系の配色が爽快。対岸から見ると、タワーAからBへ高さが異なる滑らかなラインと、明るいカラーリングの建築が海に映えてとても美しく、ビジネス街からは、オフィスビルが乱立する中で白亜の高層建築が際立った存在感を醸し出しています！

タワーAは52階建ての外廊下、タワーBは32階建ての内廊下、低層のコートCは7階建ての外廊下、タワー棟（A、B）は制震構造です。

本物件の共用部のデザインは、リッツカールトンなど世界のラグジュアリーホテルを手掛ける「ハーシュ・ベドナー・アソシエイツ（HBA）」が監修。棟内は、まさに高級ホテルのような空間が広がっています。こんなマンション今まで見たことありません！

共用施設もホテルのよう。海を望むプール＆ジェットバスはもう言うことなしですね。入居者専用のコンビニエンスストア（現在は「ナチュラルローソン」やカフェ、エステサロンが竣工時から変わらず営業しているのが、このマンションの管理の良さを表しています。

タワーA
1階、コンシェルジュ、ロビー、ラウンジ、カフェ、ナチュラルローソン、クリーニング店（※）
2階、多目的ルーム、集会室
50階、スカイラウンジ

タワーB
1階、コンシェルジュ、ラウンジ、キッズプラザ、レンタサイクル
2階、ライブラリーラウンジ
3階、屋上テラス
30階、スカイラウンジ、スカイデッキ

コートC
1階、ロビーラウンジ
1階、2階、クリニックモール（※）

ANEX
5階、プール＆ジェットバス
6階、サウナ
7階、エステサロン、ゲストルーム（4か所）

地下1階
車寄せ
コーチエントランス（タワーA、タワーB）
来客用駐車場

駐車場（北：タワーA隣接）5階、屋上テラス
駐車場（南：タワーB隣接）5階、屋上テラス

（※外部も利用可）

棟内は、所々にホテルの待合室のようなスペースが設けられていて、駐車場には屋上テラスも。タワーAの1階ラウンジは、ピアノが自動演奏されている豪著な空間です。

1階のアプローチには、総理大臣の自宅の付近にあるようなガードマンボックスが設置されていて実際にガードマンが巡回しています。防災センターがあり24時間有人管理。

地下1階は、タワーBの地下から、ららぽーとへ直結動線。中央には車寄せ、来客用駐車場が設けられています。待合もあるコーチエントランスがあり、こちらの空間も全面タイル、石貼りで高級感あふれる空間。

棟内の移動は、カードキーで①風除室、②エレベーターホール、エレベータ内部で③共用部階と居住階、④玄関でかざすとロックが解錠される仕組みです。

各階にはゴミ置き場（前室無し）、ららぽーとから荷物を運んでこられるようにカート置き場が設置されています。

住空間、専有部の特徴、設備、仕様

専有部は、スケルトンインフィル工法（パイプスペース、配管が専有部の外）を採用。PSが専有部に無いので、空間や収納の形が良く、効率的に空間を使えるます。更に、このクラスのマンションを購入される方にとっては、間取り変更などリフォームの自由度が格段に違ってくるので、メリットが大きいです。

間取りは、タワー2棟が50㎡台の1LDK～100㎡超の4LDKまで、多くがワイドスパン設計で居住性が高い間取りを実現。特にタワーBの多くが12ｍ以上のワイドスパン設計！開放的で明るい住戸が多いです。コートCは50㎡台の2LDK～、80㎡台の3LDKまでの間取りが用意されています。

以下は主な設備、仕様です。

ガス温水式床暖房
システムキッチン（ジーマティック社製）
ディスポーザー
浴室ミストサウナ
トイレ手洗いカウンター
スケルトン方式（住戸外のパイプスペース）
二重床・二重天井
リビングの天井高、2,600mm（一部のぞく）
サッシ高、2,100mm
バルコニー奥行き、2,000ｍｍ

など。

まとめ、最後に

2回目の訪問になりましたが、今回は、ゆっくり時間をかけて見学させてもらいました。タワーAの高層階の部屋でしたが、東京湾、東京都心部の眺望が圧巻でした！

デメリットは、…見つからないマンションですね。タワーの高層階までは駅から少し時間がかかりそうとか、もともと近隣にスーパーが少ないなど、このビッグスケールを前にすれば小さなこと。ふと思ったのは、これだけの贅が尽くされた敷地、建築、施設を維持、管理していく人的労力面やコストがどれほどか。未来永劫、語り継がれるマンションになってほしいと思います。

「パークシティ豊洲」は、夢のようなホテル…、いや、錦糸町の「ブリリアタワー東京」と並んで、城東エリアにおけるマンションの王様です！

直近の平均坪単価

新築時、200万円台前半
23年度、約510万円
24年度、約600万円
24年2月現在、約650万円