東京都江東区に建つ「クレストフォルム東京アヴァンセ」を見学しました。

マンションの特徴・概要

物件概要

クレストフォルム東京アヴァンセ

東京都江東区新砂3
東京メトロ東西線「南砂町」駅徒歩6分
総戸数:15階建て372戸
売主:ゴールドクレスト
施工会社:鴻池組
竣工年月:2003年1月

立地・周辺環境の特徴

当マンションは、都心部からの至近距離と駅近立地で、交通利便性が高いポジションに建ちます。東京メトロ東西線「南砂町」駅(徒歩6分)から「大手町」駅へ直通16分(平日の日中13分)、「日本橋」駅へ直通14分(同12分)で移動でき、「門前仲町」駅、「茅場町」駅、「日本橋」駅、「大手町」駅(「東京」駅連絡)などから主要各路線へ乗り換えれば、首都圏各所へスムーズに移動できる便利な路線です。

駅の北側には「南砂三丁目公園」、南側には「新砂あゆみ公園」が広がり、西葛西や葛西と違って繁華街が無く、同区内の木場や東陽町のようなビジネス街も無い落ち着いた環境。東へ少し歩くと「荒川砂町水辺公園」が広がっています。

「南砂町」駅周辺は喧噪が少なく穏やかな環境。
駅の周辺には緑豊かな公園が広がり、子育て環境も良好です!

南砂町(新砂エリア)は、2つの大型商業施設、「SUNAMO(スナモ)」と「トピレックプラザ」が駅周辺にあり、たくさんのファミリーで賑わう元気な街です。

少し足をのばせば、「夢の島公園」「葛西臨海公園」に舞浜の大型テーマパークなど、有名スポットに遊びに行くこともできるロケーション。有楽町線延伸も決まり、隣の「東陽町」駅で連絡することから、10年~15年後には、湾岸エリアや「東京スカイツリータウン」の押上エリアへも出やすくなるでしょう。

マンションとほぼ隣接した大型商業施設「SUNAMO(スナモ)」
もう一つの大型商業施設「トピレックプラザ」2つの施設が南砂町での生活を楽しく豊かにしてくれます。

マンション周辺のハザードマップについて。洪水と内水による浸水想定はありませんが、高潮による浸水リスクが0.5m~3m程度(最大1階部分まで)想定されています。マンションを選ぶ際は、事前に最低限の準備、チェックは怠らないようにしましょう(関連記事)。

ランドスケープデザイン・居住空間の特徴

「クレストフォルム東京アヴァンセ」は、永代通りに並ぶ3つの大規模マンション(他に、「グランエスタ」「ニューライズシティ東京ベイハイライズ」の中で1番東側に建ち、南向き、東向き、西向きの3棟で構成されています。

南向きは、永代通りを挟んで前建てがありますが、離隔が取れているため日当たりは良好で、高層階は眺望も抜けそうです。東向きは、前面に低層の施設があるため中層階から抜け感があり開放感ある眺望も楽しめます。西向き住戸は、「ニューライズシティ東京ベイハイライズ」とお見合い状態の住戸が多く、厳しめの住環境。

西向き住戸と南向き住戸。南向き住戸は、前面の建物まで片側2車線の永代通りを挟むので、日当たり良好です!

室内空間は、70㎡超、80㎡台、90㎡台など広めの住戸が多く設定されているのが特徴です。

共用施設、サービスも充実しています。

エントランス前には車寄せの空間も!

エントランス前には「車寄せ」があり、移動や荷物の積み卸しを快適にしてくれます。エントランスを入ると、中庭「パティオ」を中心に、「ラウンジ」「ライブラリー」「キッズルーム」「ゲストルーム」などが配置されています。「コンシェルジュサービス」も、生活の利便性を高めてくれるでしょう。敷地内自走式駐車場は、出庫の待ち時間や煩雑さが無く車を出し入れできる嬉しい施設です!

1階共用部分、ホールの外には中庭が続いています。
中庭「パティオ」と共用棟。

クレストフォルム東京アヴァンセ メリット

駅近、大型商業施設近接の利便性が高い立地

移動に便利な東西線の「南砂町」駅まで徒歩6分、平日も休日も、都心部の各所に気軽に出られる位置です。特に東京駅周辺で仕事をする人にとっては短時間で出られてしまうポジションで、休日も都心部の娯楽スポット各所へ気軽に出かけられる便利さを実感できる立地です。

大型商業施設「スナモ」が大通りを渡って目の前にあるので、日々の買物から、節目の準備、休日の過ごし方、何をするにも欠かせない存在になります。

「イオンフードスタイル」、「ユニクロ」、「無印良品」、「ビックカメラ&コジマ電気」、「カインズ」、本の「リブロ」、飲食店、フードコートなどが入居。ゲームセンター、親子の遊び場(有料)、「トイザらス」、幼児教室「ドラキッズ」など、子育て関連施設も多く、子供が小さいころは『困ったらスナモ』で、天候にかかわらず日々の子育てに重宝する施設になります。

荒川の自然もすぐそば!散策やサイクリングが楽しめます!

子育て環境については、マンション周辺に「荒川」や大型公園、親水公園など子供が伸び伸びと自然の中で遊べる環境も整っています。通学区の指定校「第五砂町小学校」がマンションから近く通学環境も比較的安心です。

大規模マンションの快適さ

前述したとおり、充実した共用施設は大規模マンションならではの特権です。サードプレイス的な空間もあり、自宅内だけでなくマンション内での快適な生活を支えてくれます。「ラウンジ」には飲み物の自販機やソファも置かれています。静かにワークができる「ライブラリー」は、子供の学習環境や、時には仕事環境としても役立ちそうです。

エントランスホールにある落ち着いた「ラウンジ」

ゆったりした室内空間

ファミリータイプの3LDKが、最近は70㎡前後、60㎡台、更には50㎡台まで見られるようになってきた中で、当マンションは70㎡超から80㎡台、90㎡台の大型住戸が多く、都心部に近いエリアで駅に近いマンションながら、ゆったりした生活を送れることも大きなメリットになります。

クレストフォルム東京アヴァンセ デメリット

デメリットは、永代通りと東西線の騒音、築年が建ってきた造り、西向き住戸の住環境です。

南砂町エリアは物流施設が多く、永代通りを大型車が多く往来しているため、早朝から夜間、過ごしやすい季節も日中や就寝時に窓を開けての生活は厳しそうです。また敷地の北側は、ちょうど東西線が地下から地上へ出てくるポイントなので、時間帯や風向きなどによっては電車の走行音も気になると思います。

マンションに隣接した「永代通り」トラックなど大型車の通行が頻繁です。

サッシや建具など仕様の古さが目立ち、二重サッシでもないため、外部の騒音や風きり音などを結構拾うと感じました。音の感じ方は個人差もありますし、階数や住戸位置によっても異なりますが、喧噪や騒音に敏感な方はよく確認したいポイントになります。ちなみに見学したのは、高層階の東向き住戸でした。

西向き住戸は、隣のマンション「ニューライズシティ東京ベイハイライズ」とバルコニー側がお見合いなので、開放感やプライバシー性でハンデがあります。

まとめ・最後に

南砂町で中古マンションを選ぶ際は、新築や築浅だけでなく、当マンションを中心に駅周辺の築年数が経つ大規模マンションも検討の一つに入れると良いでしょう。

新築分譲当時、100万円台中盤だった坪単価ですが、直近では250万円前後の成約が確認できました。都心部のマンションが高騰し、そもそも希少なエリア内の新築が坪単価400万円に迫りそうな中、駅近、大規模で80㎡近い広さが、グロス6,000万円前後で手に入る価格帯は検討する価値があると思います(23年1月現在)。

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