欲しいマンションに出会った!
ただし、よく考えてみると、将来子供ができたら子育て環境に不安が残るエリアであった場合。
購入するか、やめるか。
私なら、2つの視点をクリアできれば、欲しいマンションを手に入れます。
子育て環境が不安。考慮したい2つの視点
子育て環境以外で自分たちの肌に合った街か?
私達(すまいよみ)夫婦でも、江東5区でどうしても肌に合わない街があります。そこはとっても重要だと思います。
最初に江東5区の全く知らない街に移り住んできた時は、将来の事なんて考えていませんでした。初めて降り立った時、「ここに住むかもしれない」と、自分が生まれ育った街と同じ匂いがして、私がその街を気にいりました。
子供が産まれて、公園デビューをさせて、プレ幼稚園に通い始めたら親同士の交流が始まり、楽しく子育てができるようになりました。
もちろん子育て環境で大事にしたいことは沢山あります(関連記事)。
しかしながら、自分たちが街を気にいっていれば、少しくらい不便でも、その街で子育てに必要な「ものやコト」を懸命に探しながら、子育てなんて、何とかなってしまうもの。イメージが悪かった下町は、実は人情味溢れる地域の祭りや神輿を介して、昔ながらの子育てを大切にしている地域かもしれません。産まれた子供達も、きっと順応して生活していけるはずです。
子供のことを考える以前に、まずは自分たちが街を気にいること。この視点が大事だと思います。
子育て支援制度は充実しているか?
子育て世帯への支援策が充実している行政区と、そうでない所では、快適に子育てを行う上で大きな違いが出ます。私の周りでも、前者と後者を判断基準において、住む街を選択している家族が多いです。
例えば、江戸川区は、「保育ママ制度」や「子ども医療費助成制度」、夏休みや放課後に子供を安心して預けられる「学童クラブ」など、子育て支援制度が充実しています。幼稚園が無償化になる以前から、私立幼稚園にかかる毎月の費用の補助制度がありました。
逆に、子供の医療費助成制度が東京都ほど充実していない横浜市を敬遠する友達も何人かいました。
以上、最低限2つのこと
1、住む本人達が気にいった街が
2、しっかり子育てを支援してくれるのであれば
どの場所でも、きっと楽しく子育てしていけるのではないでしょうか。
一方、人によっては、更に踏み込んで考えるべき視点があります。教育環境についてです。
教育環境を重要視するか?
良い学校、良い学区を選ぶ事が子育ての全てではありませんが、教育にこだわる人は事前に下調べをしておきたいです。
江東5区でも、江東区と隣の江戸川区では、私立中学校進学率が、それぞれ26.23%と11.50%で、大きく乖離があります(出所:東京都教育委員会「令和3年度公立学校統計調査報告書」より)。
子供に少しでも向学心を持って欲しいのであれば、まず考えることは環境から整えることだと思っています。受験率が高い行政区、人気の学区など、子供ができないうちは想像力に乏しいかもしれませんが、努めて調べておく必要があるでしょう。
今より、将来性が明るい街もあると思います。
マンションを購入して10年後、子どもが産まれ育って塾通いを考え始める低学年の頃には、周辺が再開発され一変しそうな街。
例えば「江戸川区小岩」。駅前の再開発で、現在分譲されている「プラウドタワー小岩ファースト」は、3LDKですでに7,000万円以上、過去10年までは考えられないくらいの相場観になっています。他にも駅周辺にタワーマンションの建設が数棟控える中、街の発展とともに、今までは少なかった若いパワーカップル層が増え、教育水準が上がっていく期待があります。
まとめ・最後に
理想のマンションを見つけた時に、子育て環境の現実に悩んだら、最低限、自分たちがその街を気にいっているか、子育て支援制度が充実しているかの2点で、子供ができたら何とかなるだろうと、私なら購入にふみきります。
加えて、将来気になるだろうと思う人は、教育環境についても子供が向学心を持てるような行政区、学区の下調べをしておく必要があると考えます。
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