
待ちに待った曳舟エリア、好立地にブリリアブランドの分譲!「ブリリア新宿ギャラリー」を訪問しました。
物件概要
ブリリア曳舟
東京都墨田区東向島2
東武スカイツリーライン 亀戸線「曳舟」駅徒歩4分
京成押上線「京成曳舟」駅徒歩7分
敷地面積:1,246.46㎡
建築面積:815.34㎡
延床面積:6,294㎡
用途地域:商業地域、準工業地域
総戸数:10階建て99戸
〔(販売戸数72戸、提携企業優先住戸1戸、地権者住戸25戸、募集対象外1戸)他町会会館1区画)〕
専有面積:34.22㎡~83.73㎡
駐車場台数:18台
売主:東京建物、一般財団法人首都圏不燃建築公社
施工:松井建設
工事完了年月:2026年11月下旬(予定)
引渡可能年月:2027年2月中旬(予定)
都心部に近接した墨田区アドレス。「ブリリア曳舟」は、観光地としても賑わう「東京スカイツリータウン」至近の話題性あふれるエリア、「曳舟」駅徒歩4分の好立地に誕生します。

(出典:ブリリア曳舟 公式HP)
ランドプラン・共用部の特徴
当マンションは、優れたデザイン性の外観や共用空間、機能性が高い共用施設など、素晴らしい企画になっています。

(出典:ブリリア曳舟 公式HP)

(出典:ブリリア曳舟 公式HP)

(出典:ブリリア曳舟 公式HP)
外観は、濃いグレーの重厚感と木調デザインの格子が特徴的な和モダンのテイストで、共用部は二層吹き抜け6m高のエントランス、高級感漂うエントランスホールなど、格式高い建築。
目を見張るのは、所々に設置されるアートオブジェです。エントランスのガラス貼りの空間内、エントランスホール中央、1階共用部アートコートの3か所それぞれに設置されます。外部からの来訪者をもてなす迎賓空間になるだけでなく、住まうほどに誇りや愛着をもてる住まいに仕上がりそうです。ホールには、一息したり来訪者応対ができるソファ、家具も置かれます。
1階の共用施設は「コミュニティラウンジ」が1区画。ゆったり寛げそうな畳のスペースに、リモートワークや作業で利用しやすい大きめのテーブル、デスクスペースがあり、利便性が高いサードプレイスになるでしょう。他、宅配ボックス、ベンダーコーナー、屋内駐輪場、24時間利用可能なゴミ置き場、ペット足洗い場などの共用施設が用意されます。

(出典:ブリリア曳舟 公式HP)
屋上にはテラスがあり、全ての住人が東京スカイツリーを臨む周辺の景色を楽しめます。屋上施設は管理維持がひと手間増えるので最近では無いマンションが多いのですが、そこは東京スカイツリーが間近にあって、隅田川花火大会開催場所が近所ですから、しっかり造ってくれました。しかもエレベーター直結が嬉しいです。9時~20時まで入れる予定とのこと。
各フロア外廊下ですが、廊下部分が住棟に囲まれ外部からの視線がほぼ遮られるように設計されています。それぞれの動線からの解錠はラクセスキーで快適。
なお、1階敷地内には、従前からある「祠」をそのまま残しています。
当マンション見どころの一つ「防災街区整備事業」について。
(以下、ブリリア曳舟公式HPより抜粋)
防災街区整備事業とは、危険視されている木造住宅密集地域等の合理的かつ健全な再整備を図るべく、柔軟な権利変換を可能とする手法で、老朽化した建築物を除去し、防災機能を備えた建築物などを整備する事業です
(以上)。
従前は密集した住宅地。当事業では敷地にゆとりを持たせ、歩道を拡張し安全面に配慮。ハザードリスクが高いエリア特性を踏まえ、電気室や防災倉庫を2階に設置。南東角の条件が良い2階1戸分を削っています(3階以上がDタイプ)。建物1階には「町会会館」が入居するなど、地域の防災性や住環境の向上を目指した事業になっています。

ちなみに「町会会館」と「祠」の管理維持費は、住人負担と別だと伺いました。
住棟は3棟構成で。2階からの住戸設定。
専有部の設備・仕様
主な専有部の設備について。
キッチンにディスポーザーはありませんが、食器洗い乾燥機は標準。空間を美しく見せるフィオレストーン天板が良いですね(※1LDKは人造大理石天板)。他、分譲マンション最新の設備が一通り揃っています。キャビネット付きのトイレは惜しかった点でした。トイレの空間も大事です。
当マンションは「ZEH-M Oriented」を取得。Low-E複層ガラスに、床暖房がLDだけでなく洋室(1)にも標準装備され、省エネ、断熱性能を高めてくれます。
LD天井高は2,450mm、二重床・二重天井で構造面もしっかり。「水戸街道」を向いた北西向き住戸のみ二重サッシになっています。
間取り 予定価格
主な間取りと予定価格を紹介します。
北西向き、A1タイプ、34.22㎡
2階、4,300万円台(坪単価420万円前後)
8階、4,600万円台(坪単価450万円前後)
北西向き、A2タイプ、34.22㎡

(出典:ブリリア曳舟 公式HP)
北西向き、Bタイプ、50.11㎡
6階、5,800万円台(坪単価385万円前後)
(※)企業提携優先販売住戸
南西向き、C2タイプ、48.51㎡
2階、5,300万円台(坪単価365万円前後)
6階、6,100万円台(坪単価420万円前後)

(出典:ブリリア曳舟 公式HP)
南西向き、Dタイプ、70.12㎡
6階、11,000万円台(坪単価518万円~坪単価565万円)

南東向き、Kタイプ、83.73㎡
9階、12,000万円台(坪単価472万円~坪単価512万円)
南東向き、Gタイプ、71.58㎡
2階、9,600万円台(坪単価445万円前後)
6階、10,300万円台(坪単価480万円前後)

(出典:ブリリア曳舟 公式HP)
平均坪単価はおよそ445万円でした。
(予定価格は100万円単位、例:「6,100万円台」は、6,100万円~6,199万円)
(DタイプとKタイプは1,000万円単位、0~999万円)
(※)提携企業が一定期間を過ぎて申し込まれなかった場合、一般申し込み可。詳しくはギャラリーでご確認ください。
1LDKが36戸
2LDKが23戸
3LDKが13戸
月々のランニングコストは以下です。
Dタイプ(70.12㎡)
管理費、28,900円
修繕積立金、16,770円
インターネット利用料、1,551円
町会費、300円
月額合計、 47,521円
最近の新築分譲はランニングコストも重ためですね。
Dタイプの単価が高く正式価格範囲も広いのですが、東京スカイツリービューが見える70㎡超3LDKの希少性に、売主の強気が表れている気がします。一方、2LDKと、Gタイプの3LDKも都心近接エリアの好立地で70㎡1億円以下が希少になる中、比較的検討しやすいと思いました。1LDKと2LDKは、専有面積の割にスパンがあるので部屋の形が良く、生活しやすそうです。
どの向きも抜け感や眺望を楽しめる好条件!

南西向きは、10m程度離隔が取れていて、低層の住宅地のため3,4階から抜けてくる開放的な環境。カラーや装いが曜日やイベントで七変化する「東京スカイツリー」ビューを満喫できる絶好の位置です。ただ、C1タイプは、前面に建築中の12階建て賃貸マンションが少しかぶってきます。
南東側も、同じく前面が低層の住宅地なので、こちらも低層階から抜け感がある恵まれた住環境。
北西側は、水戸街道に面しているので街道を挟んで離隔が28mあり、更に低層の建物とその先に公園があるため、空が広く感じられる住環境になっています。
(住環境は将来まで約束されたものではありません)
すでに数件のご相談をいただいておりますが、70㎡台の3LDKは『待っていました』と前のめりの方が多い一方で、『1LDKや小さめの2LDKを購入した場合、家族が増えて10年後に買い替えする場合の出口が心配です』との声もいただいています。
押上・曳舟一帯に暮らす楽しさ、利便性
押上、曳舟一帯は、2000年に入ってから大規模な再開発が行われ、街の景観が変貌、人気が大きく高まったエリアです。
「押上」駅周辺には、2012年「東京スカイツリータウン」が開業し、国内屈指の世界的な観光スポットになりました。隅田川の「すみだリバーウォーク」を渡って浅草まで散策するのも楽しく、エリア一帯がエンタメ性あふれるスポット!


浅草から押上までの散策が楽しいです!
「曳舟」駅周辺も、大規模な再開発が行われてきました。歩道の拡張整備がされ、京成押上線の高架化、駅前ロータリー、「イトーヨーカドー」や新しい商業施設、数棟建ったタワーマンションの足元には商業施設や利便施設が入居するなど近代的な街並みに。


駅から少し歩くと、「キラキラ橘商店街」(徒歩12分)が健在で、古い街並みそのまま、昔からある総菜屋、若い人たちが開いた古民家カフェなどが元気に営業する商店街です。

メディアでも良く登場する元気な名物商店街です!
曳舟は、東京駅約6km圏の都心近接ポジション。
日本橋駅(直通16分※徒歩7分の京成曳舟駅より)、大手町駅(直通20分※)の両駅まで直通短時間での移動が可能です(※通勤時間帯)。
押上~曳舟間は、伊勢崎線と半蔵門線の乗り入れ境。押上での待ちの時間が長かったり、都心部から押上止まりの電車が続いたり、不測の事態の際に押上止まりに変更になったりするのですが、押上から徒歩圏なので柔軟に対応できるのが、曳舟駅の周辺に暮らす良さです。
将来性も明るいエリア。曳舟駅の東側に再開発の計画が立っていて、そろそろ輪郭が出るのではと楽しみにしています。
2030年代半ばに予定されている有楽町線延伸に伴い、豊洲から伊勢崎線直通電車ができるビッグニュースも!都心部近接エリアとして、ますます発展を遂げ、利便性は高まりそうです。
マンション周辺には、日常使いできる商業施設や飲食店も揃っています。駅近に住む大きなメリット。
「コモディイイダ東向島店」(徒歩2分)
駅中複合施設「EQUiA曳舟」(徒歩3分)
「イトーヨーカドー曳舟店」(徒歩5分)
「オーケー曳舟店」(徒歩7分)
など。
<通学校>
第一寺島小学校(徒歩3分)
墨田中学校(徒歩10分)
前述の通り、曳舟エリア周辺は万が一の洪水や高潮時、浸水リスクが高いエリアです。
他、マンションを検討する際は、事前に最低限の下調べをしておきましょう(参考記事)。
ブリリア曳舟のデメリット
いくつか気になる点を。
環境面では、水戸街道沿いなので騒音があります。ただし、南西向き住戸は一歩入っているため喧噪は和らぎ、南東向き住戸は一歩入った上で逆側がバルコニーのため静かな環境。北西向き住戸は水戸街道を向いているのですが、北西向き住戸のみ二重サッシを採用しているため、窓を閉めれば穏やかな生活を送れるでしょう。
間取りで少し気になったのが、3LDKのDタイプとGタイプのLD空間です。70㎡以上ある割に、廊下部分を含めてDタイプが10.8畳、Gタイプが11.1畳で若干手狭。しかも両方、柱が浸食している部分も専有面積に含み、空間内に少しでっぱっているため、ダイニングテーブルやソファなど家具を選びそうです。(参考記事)。
それと、2LDKにもう少し広さが欲しかったですね。
気になったのはそれくらいでした。
まとめ・今後のスケジュール
今後の販売スケジュールは以下です。
5月11日(日)ご希望住戸締切
※登録までに金融機関の事前審査通過がマスト
5月24日(金)正式価格発表
6月2日(月)一期一次登録締切・抽選会
第一期でどれだけ票が入るか注目ですね。それと1,000万円単位の予定価格になっているDタイプの正式価格も気になります。
検討されている方は、一期のご希望住戸締め切りまでに事前審査を通しておく必要があるため、早めに動きましょう。
先ほどの問い。『1LDK、2LDKは、10年後に家族が増えて買い替えする場合の出口が心配ですが大丈夫でしょうか』
過去1年、曳舟エリアでの築浅マンションのコンパクト住戸成約件数は8件(※)で、城東エリアの中では少ない方でした。同区内では錦糸町が21件、両国が17件など。
(※2024年4月1日~2025年3月31日に確認できた、築15年以内、駅徒歩10分以内、55㎡以下の住戸の成約件数)
しかしながら私は、当マンションのコンパクト住戸の需要が、今後比較的堅調に推移するのではと考えました。
理由は以下です。
隣駅の押上が15件で比較的多いこと、「アトラスタワー曳舟」(駅徒歩3分)の50㎡台2LDKが、毎年安定して成約されていること(24年度は2件平均坪単価500万円前後)、直近では本物件より立地が劣位の「ザ・パークハウス曳舟」(駅徒歩7分)の2LDKが坪単価400万円で成約されていること、当マンションが位置する「水戸街道を渡らない駅徒歩4分、曳舟駅周辺の好立地」に有力物件が少ないこと、など。
最近では、都心部に隣接した森下や両国あたりで、予算6千万円ボーダーで1LDKや2LDKを探されている方の相談が多いのですが、曳舟も同区内で、複数路線が利用可能、日本橋と大手町へ直結できる利便性の高さがあり、そして東京スカイツリータウンや浅草界隈での楽しい生活が待っています。駅徒歩4分の新築が4千万円台で、6千万円なら小さめですが2LDKも検討できます。
私は、結婚してから初めて東エリアに引っ越してきたのですが、最初の住まいに押上周辺を選びました。子供を作らなくても2人で楽しく暮らせる場所が決め手でした。今後、駅前の再開発も計画されていますし、10年後には伊勢崎線が豊洲まで直通で行けるようになります。直通で出られる大手町や日本橋、東京駅周辺は再開発の波が絶えません。
ますます都心部の不動産は高くなり、社会的な趨勢からも単身や2人住まいの需要は、当エリアでも高まりそうだと考えています。
そして、コンパクトタイプ、投資型の単身向けマンションと「ブリリア曳舟」を比べてください。規模感、高級感あるデザイン、利便性が高く余裕のある共用施設、上質な生活を送れる専有部など、大手ブリリアブランドのマンションです。売出した時に、この建物やエントランス、共用部を見て『ここに住みたい』と思う人が多いはず。
都心部近接、駅近のこのポジションに住みたいけど、将来のライフスタイルに不透明感がある中、限られた予算で小さめの住戸の選択を迷われている方は、まずは今のライフスタイル、生活を楽しむことを大事にして、検討してみて良いのではと思いました。
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