先日、江東区木場エリアの 「シェルゼ木場公園」を見学しました。エリアの中でも積極的に選びたい中古マンションです!
この記事の目次
マンションの概要・特徴
物件概要
シェルゼ木場公園
所在地:東京都江東区東陽6
交通:東京メトロ東西線「木場」駅徒歩9分、「東陽町」駅徒歩11分
総戸数:14階建て127戸
専有面積:70.29㎡~119.91㎡
駐車場台数:107台
売主:明豊インタープライズ
施工会社:鹿島建設
竣工年月:2007年12月
「シェルゼ木場公園」は、「大手町」駅まで直通10分以内の利便性と「都立木場公園」近接など自然に恵まれた住環境を両立。安心、安全性を高めた造りと居住性が高い住戸プラン、全戸南向きの明るい住空間が魅力です。
立地・周辺環境
マンションは、「東京」駅から東に5km圏内の都心隣接立地。最寄り駅は、東京メトロ東西線「木場」駅で、「大手町」駅から直通8分で移動できる近さです。
隣の「門前仲町」駅、「茅場町」駅、「日本橋」駅、「大手町」駅(東京駅も地下で直結)で多数の路線に乗り換えられ、どこへ行くにも機動力を発揮するポジション。東西線沿線、特に「木場」駅最寄り立地に住む快適さを実感できるでしょう。
江東区は南北に都営バス網が充実しているので、近隣のバス停から「錦糸町」駅や「豊洲」駅方面へもスムーズに移動できます。
ビジネスだけでなく、丸の内、日本橋、豊洲など近隣には話題のスポットがあふれ、休日を過ごすプランにも困りません。
マンション周辺は、「木場」駅、「東陽町」駅付近のビジネス街、大通りから一歩入った穏やかな住環境。
「豊住公園」(徒歩1分)、「横十間川親水公園」(徒歩1分)、総面積24.2haの「都立木場公園」(徒歩4分)、全長3.7kmにおよぶ都内最大級の親水公園「仙台堀川公園」(徒歩4分)など、自然に恵まれています。
駅から少し離れていますが、「四ツ目通り」や「永代通り」沿いを中心に、商業施設、飲食店が点在しているため生活環境も良好です。複合施設「東京イースト21」(徒歩4分)は、「サミットストア イースト21店」や複数の飲食店、病院、ホテル、サービス施設などが入居している複合施設。
「江東区役所」(徒歩7分)も近くにあります。
ランドスケープデザイン・居住空間
マンションの立地は、3方接道した角地。全戸南向きを実現した東西に長い敷地は、前建てまで約40mを確保しています。
敷地の南側は、緑で覆われた公開空地にメタセコイヤの木が等間隔で置かれ、景勝地に来たような素敵な空間をつくりあげています。
2層吹抜のアーチ型エントランスが特徴的な建物外観。エントランスを入るとフロントがあり、日中は管理員、夜間は警備員による24時間有人管理がされています。
少し前に大規模修繕が終わり、外観や共用廊下、各住戸の窓枠など共用部分まで綺麗にリニューアルされていました。
1階は共用施設のみで、中庭をのぞむ「ビューラウンジ」、ビリヤード台が置かれている「プレイラウンジ」、ゆったりしたスペースがある「ストーブラウンジ」「カフェラウンジ」など、住人が楽しめる空間が用意されています。他にも「共用トイレ」「ベンダーコーナー」「メールコーナー」「ゴミ置場」「エアシャワー」があり、屋内の「サイクルポート」は、自転車の汚れや劣化を軽減してくれます。駐車場は多くが機械式ですが、この立地にして設置率80%以上を確保。車保有者もマンションを検討する際のプラス材料になるでしょう。
施工は、スーパーゼネコンの鹿島建設が担当。「外断熱工法」「オール電化」「制震構造」「内廊下」など、当時の最新技術や居住者視点での企画が集結された造りとなっています。
専有部は2階より上階で全戸南向き、70㎡以上、ワイドスパン、両面バルコニー、角住戸プランの設定。
以下は、主な設備・仕様。
ディスポーザー
浄水器一体型シャワー付き水栓
IHクッキングヒーター
エコキュート
トイレ手洗いカウンター
タンクレストイレ
LDの天井高2,660mm(2~10階)、2,800mm(11~13階)、3,000mm(14階)
二重床・二重天井
Low-Eペアガラス
バルコニー奥行き2,000mm
スロップシンク
防水コンセント
月々のランニングコスト。
(70.29㎡住戸)
管理費、12,400円
修繕費、10,600円
ネットワーク費770円
町会費100円
(2023年6月現在)。
シェルゼ木場公園に住むメリット
人気の深川エリアの中でも、積極的に選びたい大きな強みがあるマンションです。
都心隣接の利便性と豊かな自然を両立した立地。南向き開放の明るい住環境
「木場」駅と「東陽町」駅周辺は賑やかなビジネスエリアですが、駅から徒歩10分前後の喧噪から抜けた穏やかなポジションが絶妙な立地。マンションの前面が「横十間川親水公園」なので、対面の建物まで約40m程離隔が保たれ、日当たりと抜け感をあじわえる恵まれた住環境です。
子供ができれば「木場公園」の広大な「ふれあい広場」で走り回ったり、テントを張ったり、「北の冒険広場」のアスレチックで泥だらけになったり、休日には家族でバーベキューを楽しんだり、カフェでくつろいだり、「仙台堀川公園」では、水遊びやボート、釣りなどを楽しんだりしながは、自宅のそばでたくさんの思い出ができるでしょう。
マンションは、都心に近い場所にありながら、子育てから年を重ねるまで、日々癒やされながら暮らせる環境が整っています。
ワンランク上の安心感、安全性がある建物と快適な居住空間
前述の通り、高いレベルでの構造、企画設計がされています。周辺に点在する一般のマンションには見られない高い付加価値が大きなみどころ。
外部からの湿気や熱から守る「外断熱工法」を取り入れています。冷暖房を消しても長い時間快適な温度を維持し、省エネにもなる住まい。
地震から建物を守ってくれる「制震構造」と合わせて、長期にわたって住まいを維持する構造で、安心して住み続けられるマンションです。
毎日の生活における安心感、プライバシー性についても、トリプルセキュリティ(エントランスロックとエレベーターの着床制限、住戸玄関)、24時間有人管理、内廊下設計、各フロア2戸~4戸のみで共有された共用廊下など、高いレベルで担保されています。
127戸に3基のエレベーターを設け、2戸~4戸の間隔で共用廊下を分断することで、全住戸、開放的なワイドスパン、両面バルコニー、角住戸の設定を可能にしました。
以下は、一般的なマンションの70㎡、3LDKプラン。
LDと隣接した洋室のみが開口部に面した6mスパン。2つの洋室は共用廊下に面した暗い環境で、就寝、収納などの機能に限られてしまいます。リビングダイニングの天井高は2,400~2,500mmが一般的。
当マンションの特徴的な2つの間取りを見てください。
両面バルコニープランは、玄関を入って寝室側、リビングダイニング側の両方にバルコニーを設けています。寝室、子供部屋も足元までの窓にすることで採光性を高めた明るい空間になり、プライベートなバルコニーでは作業をしたり息抜きをしたり、生活シーンが広がります。
ワイドスパン住戸は、8m以上住戸幅を取り、LDと2つの居室が日当たり良好な南側のバルコニー面に面した贅沢なプラン。南側に部屋の幅を広げることで室内の開放感が違ってきます。
更に、二重床・二重天井ながら、天井高を2,660mm~3,000mm確保、高さを贅沢に使い、頭上の空間にも広がりをもたせています。
最上階住戸は、通常のバルコニーに加え、屋上に上がって専用のバルコニーも用意されたプレミアムな空間。
以上のような管理や設計を踏まえて、月々のランニングコストが押さえられていることもポイントですね。
この希少な立地、住環境、長年快適に暮らせる高いレベルの構造、価値ある贅沢な居住空間が、「シェルゼ木場公園」を選ぶ大きなメリットです。中古に抵抗がある人でも、外観から共用廊下など細部までリニューアルされた新築に近い装いに惹かれるはず。専有部のリフォームをすれば、更に物件の良さ、大規模修繕直後の新しさが活きてくる物件です。
シェルゼ木場公園 住むにあたって気になる点
気になったのが、1階の大きなラウンジの使い勝手です。管理員に確認したところ予約制となっており、フロントで鍵を借りないと利用できません。住人が自由に利用できるサードプレイス的な空間にしてほしいと思いました。
築15年が過ぎたマンションです。月々のランニングコストが押さえられているのはメリットですが、検討する際は、修繕金の積立状況、管理状況、専有部の設備の状態などを確認しておきましょう。
ハザードマップについて。荒川などの河川氾濫、高潮氾濫の際は、住戸1階相当分の浸水リスクが指摘されています(関連記事)。
まとめ・最後に
この10年間でマンション価格が上昇しているのは事実ですが、城東エリアの中では湾岸エリアや当マンションが位置する深川エリアの人気が特にこの数年間で大きく高まっています。深川エリアでは、「木場公園」を中心に、少し駅から距離があるマンションでも人気があります。
有楽町線の延伸計画が決まり、十数年後に「東陽町」駅は複数路線を通す駅になります。駅周辺から「四ツ目通り」沿いの街づくりが進めば、その新線より都心側に位置する当エリアの相場上昇にも期待がもてます。
「シェルゼ木場公園」は、都心隣接の立地、駅徒歩10分以内の利便性と、自然に囲まれ南向きが開放された住環境の良さを両立!そして高い付加価値がついた快適な暮らしを約束する上質なレジデンスで希少な存在!
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