「ザ・パークハウス上野」
(24年11月撮影)

今回は、分譲時から話題になっていた「ザ・パークハウス上野」を見学しました。

マンションの特徴・良さについて

物件概要

ザ・パークハウス上野
所在地:東京都台東区東上野6
交通:JR「上野」駅徒歩8分、東京メトロ銀座線「稲荷町」駅徒歩1分、都営大江戸線・つくばエクスプレス「新御徒町」駅徒歩7分、他
敷地面積:1147.82㎡
用途地域:商業地域
総戸数:地上13階建て128戸(他、店舗4戸)
専有面積:25.17㎡~75.26㎡
駐車場台数:28台
売主:三菱地所レジデンス
施工:東亜建設工業
竣工:2015年9月

ザ・パークハウス上野を選ぶメリット

「ザ・パークハウス上野」は、不動産を保有する誇り、生活の満足度を高いレベルで実現してくれるマンション。

敷地は、「稲荷町」駅徒歩1分と利便性が高く、日本初の公営住宅「同潤会アパート」の跡地で、寺社に囲まれた歴史を感じる場所。美しさ、重厚感があるデザインと、安心を兼ね備えた建物が、最大手「ザ・パークハウス」ブランドの真骨頂で、不動産価値を一層高めてくれます。 

上野、浅草エリアでのライフスタイル。アクセス利便の高さが東京都心部での快適な日常を支援してくれ、エンタメ、アクティビティを楽しめるスポットが休日の楽しみ方を豊富にしてくれるでしょう。

駅近の一等地ながら、敷地は南向きにワイドな開口部を確保し、日中陽が注ぎ明るく過ごせる住空間も魅力です。

周辺環境・立地の特徴

東京メトロ銀座線「稲荷町」駅が徒歩1分!ターミナル駅の「上野」駅も徒歩圏で、山手線を含む14路線を利用できる好立地です。

東京メトロ銀座線「稲荷町」駅がある交差点。裏手にマンションが見えます。

周辺は、文化や歴史を身近に感じ、生活の幅を広げてくれる魅力的なエリア。「上野恩賜公園」内の動物園、美術館、博物館などで多彩なアクティビティが楽しめます。上野駅周辺には、アメ横、上野松坂屋、パルコヤ上野など大型商業施設が集まっていて、日用品から外行きのファッション、家電製品まで買い物を身近で済ますことができます。

浅草界隈や「東京スカイツリータウン」も近く、休日の過ごし方が、生活満足度に大きく貢献してくれます。

ランドスケープデザイン・共用施設の特徴

逆梁構造にタイル張りの高級感を感じる外観に、明るいブラウンカラーがマッチした建築美が目を惹きます。凹型のくぼみ部分2階は屋根にして緑化。緑を感じられる穏やかな装いも良いですね。

敷地には植栽が程良く施され、建物凹部分、2階の屋根は緑化も。

複数の石や木目を組み合わせたエントランスデザインは、歴史的な趣とモダンを融合させた風格を感じます。

歴史の重みを感じさせるデザインが特徴的なエントランスとエントランスホール

住民同士が交流できるラウンジ(集会室)は、ちょっとしたワークもできそうな空間。アパートメント時代のレトロ調の意匠を取り入れてデザインされているようです。共用トイレも用意されています。

クラッシックな印象のラウンジは、陽が降り注ぐ明るい空間

駐輪場は屋内で自転車を風雨から守ってくれます。

防災倉庫も設置。建物は制震構造で、万が一の災害時にも安心感が高いマンションです。

管理は日勤で週5日(月・水・木・金・土の:8時~17時)

住空間の特徴・設備仕様

全128戸のうち52戸がアパートメント時代の住人含む事業協力者住戸として割り振り。間取りは 1Rから3LDKまで用意されています。

ワイドスパン住戸が多く設定され、一般的な田の字型の間取りと異なり、生活の楽しさ、開放感ある室内空間を実感できそうです。

マンションの目の前が「永昌寺」の敷地のため、南向きが大きく開けた住環境に恵まれています。駅前の一等地でも抜け感があり、ワイドな開口部から日がたくさんあたります。冬場でも室内空間は、ぽかぽか!ただし、敷地の西側は背の高いビルが被ってくるため、冬至付近など日当りが制限される住戸も一部あります。

駅徒歩1分の住まいで、南側がこの開放感!
共用廊下から北東方面の眺望

主な設備・仕様です。

ディスポーザー
食器洗い乾燥機
パールクリスタルトップコンロ(一部除く)
浴室乾燥機
ミストサウナ
保温浴槽
ローシルエット便器
トイレ手洗い器
可動ルーバー面格子
ガス温水式床暖房
二重床・二重天井
バルコニー花台(一部除く)
LD天井高2,450mm

など。

全体的にしっかりしています。ディスポーザーは嬉しい設備で、ワンルームも標準が良いですね。

月々のランニングコストは以下。

Tタイプ(67.57㎡)
管理費、19,870円
修繕積立金、13,520円
インターネット使用料、1,485円
他、330円
月額合計、35,205円

ザ・パークハウス上野のデメリット

環境面について。

マンションは、駅、交差点の近くに位置しますので、閑静な住環境ではありません。車の騒音、人の喧噪が気になる人もいるでしょう。喧騒から一歩入った場所のため、私がリビングの窓を開けて過ごしてみた時は、それほど気になりませんでした。

また、外国人観光客が多いエリアなので、好みが分かれる環境だと思います。

住空間では、ファミリーで考えた時に余裕が足りない住戸が多いです。60㎡台の3LDKは、家族4人での生活が難しく、ゆとりのあるタイプはUタイプ(75.26㎡)くらい。基本的には、単身者~DINKS、多くても家族3人向けのマンションだと思います。室内に柱が浸食大きく浸食するなど居住性が高くない住戸もあります。

まとめ・最後に

新築時の平均坪単価は約300万円前後でしたが、直近では下層階の中住戸で坪単価500万円〜上層階の角住戸で600万円前後の相場観です。

逆梁の建物と明るいタイル張りの外観が存在感を高めています。

近年、23区の中でも、特に不動産相場が上昇してきた台東区。

24年の地価公示では、商業地で23区1位の上昇率(9.1%)、同じく23年では、住宅地で1位でした(4.8%)(出典:国土交通省HP)。

上野駅周辺の再開発や商業施設の増加により、地域全体の利便性と価値が向上中。観光地としての地位も確立されつつあり、国内外からの需要が高まっています。

台東区の人口推移です。

2014年7月1日、世帯数109,058 人口188,976(内外国人6.9%)
2019年7月1日、世帯数120571 人口201195(内外国人7.8%)
2024年7月1日、世帯数135889 人口214743(内外国人9.0%)

住民基本台帳による人口動態調査では、24年1月1日時点で、市区別の人口増加率は台東区が全国トップでした。

住宅地としても都心部への回帰が鮮明です。

個人的には、ここに住んでみたい、不動産の保有欲が高まるマンションです!

(記事内の情報は、24年11月現在のもの)

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