ツインプロジェクト「ローレルコート船堀」の後編(※)。ブリーズステージの特徴を紹介します。
この記事の目次
ローレルコート船堀 ブリーズステージの良さ・特徴
物件概要
ローレルコート船堀
ブリーズステージ
東京都江戸川区松江5
都営新宿線「船堀」駅徒歩8分
用途地域:準工業地域
総戸数:地上8階建61戸
駐車場:18台
売主:近鉄不動産
施工:新日本建設
建物竣工時期:2025年2月下旬予定
引渡可能年月:2025年3月下旬予定
エアリーステージとブリーズステージは、共用部を乗り入れて利用することができず、管理も別々になります。
※LIFULL HOME'Sを通じて、マンションギャラリーを訪問してきました。通常の見学者と同じ扱いで、この記事を書くにあたりデベロッパーから報酬を頂いておりません。また、記事の事前確認は無し、事実誤認以外の修正は応じない約束をしています。
マンションを検討する際は、周辺環境など最低限のことを事前に調べておきましょう(参考記事)。
ランドスケープデザイン・共用部
エアリーステージと異なり、こちらは一般的な順梁構造ですが、周囲の明るい住環境に映えるアースカラーと洗練されたデザインが特徴。
垂直に走る白のマリオンは、厚いコンクリートで各住戸を覆い、水平に伸びるベージュ色とガラス手摺りの乳白色が基本色の白を引き立てます。
最上階の丸みを帯びた庇が、お洒落で優雅な印象を出しています。
共用施設には、棟内サードプレイスになる空間が用意され、生活の利便性を高めてくれます。
エントランスホール横の「オーナーズラウンジ」は、共用Wi-Fiが入り、テーブルや個別スペースが設けられるので、在宅ワークや子供が宿題をできる環境。雑誌が読み放題の共用サービス「タブホ」を利用しながら、ゆったりくつろげる空間にもなります。
中庭「オーナーズガーデン」は、緑の景観を楽しめるだけでなく、ベンチも用意されます。気がつけば、この中庭を中心に、日々のなにげない家族のやりとりが行われて、たくさんの思い出をつくってくれる大切な場所になるはず。
規模感はそれほどありませんが、この2つの共用空間の企画がとても良いですね。当マンションを選ぶ大きなメリットです!
他には、以下の共用部
電気自動車対応
宅配ボックス(ポスタク)
24時間ゴミ出しOK
自転車置き場は屋内
共用防災備品
など
集合インターフォンのオートロックは、風除室とエントランスホールの2箇所設置で施錠を確認、玄関を加えるとトリプルセキュリティになります。
自転車置き場は1階部分の屋内。風雨からの劣化を和らげてくれます。
設備・仕様面の良さ
エリアの分譲では中々見られない高いレベルの設備・仕様も、当マンションを積極的に選ぶメリットのひとつ。
(一部、エアリーステージと異なります)
ディスポーザー
TES温水式床暖房
食器洗浄乾燥機
キッチン、洗面台ともにソフトクローズ
ミストサウナ機能付浴室暖房乾燥機
保温浴槽
トイレ手洗いカウンター
TOTO製ローシルエットトイレ
スマートホームサービス「rimoco+」
ラクセスキー
Low-E複層ガラス
キッチン天井高2.4m
(一部下がり天井部分あり、H(6F)・Lrタイプを除く)
二重天井・二重床
廊下床タイル貼り
高耐久幅約300mmの幅広シートフローリング
など
中小規模のマンションでキッチンのディスポーザー標準は価値があります!トイレの空間は、手洗いカウンター、ローシルエットトイレなどで機能性や清潔感を高め、タイル貼りをした廊下、大判のフローリングなど品質の高い空間は、室内で過ごす時間を豊かなものにし、生活の満足度を高めてくれるでしょう。
バルコニーは住戸幅と余裕ある2m奥行きを確保し、洗濯だけでなくユーティリティスペースにもなります。住戸間の境目は、薄い板ではなくコンクリートが天井から通り、住まいの重厚感とプライバシー性を保ちます。
ローレルコート船堀 ブリーズステージ 間取り 予定価格
主な間取りと予定価格です。
南向き
Fタイプ、67.30㎡
4階、7,600万円台(坪単価約375万円)
Hタイプ、69.25㎡
2階、7,100万円台(坪単価約340万円)
5階、7,600万円台(坪単価約365万円)
Iタイプ、77.24㎡
1階、7,600万円台(坪単価約325万円)
2階、7,900万円台(坪単価約340万円)
5階、8,400万円台(坪単価約360万円)
Jタイプ、71.98㎡
2階、7,500万円台(坪単価約345万円)
5階、8,200万円台(坪単価約380万円)
7階、8,400万円台(坪単価約390万円)
Krタイプ、77.25㎡
6階、9,100万円台(坪単価約390万円)
西向き
Bタイプ、68.20㎡
3階、6,700万円台(坪単価約325万円)
5階、7,000万円台(坪単価約340万円)
Cタイプ、77.29㎡
3階、7,700万円台(坪単価約330万円)
5階、8,000万円台(坪単価約345万円)
Dタイプ、68.20㎡
2階、6,500万円台(坪単価約315万円)
5階、7,000万円台(坪単価約340万円)
エアリーステージと同様、平均坪単価は約350万円でした。
ただし、南向きと西向きの価格差があります。
西向きが約335万円
南向きが約360万円
住戸位置によってですが、南向きは4,5階、西向きは3,4階から抜けてきます(モデルルームのシュミレーション画像で要確認)。
南向きは日当たりが魅力。
西向きも明るい環境。抜けてくる中層階あたりで7千万円以内なら狙い目で、価格帯だけ見ると西向きから申込が集中しそうです。
西向き住戸のほとんどは、対面が工場の敷地から外れ低層の住宅地になるので、将来的に工場が無くなって高い建物が建っても住環境が潰れるリスクは少ないでしょう。
以下は、当マンションと条件が近い中古マンションの相場観です(2023年11月現在)。
ベルジェンド船堀ID(築4年)
駅徒歩8分 坪単価260万円
クレッセント船堀(築13年)
駅徒歩8分 坪単価240万円
クリオ船堀(築16年)
駅徒歩10分 坪単価200万円
今現在の相場を維持しても、築10年立てば坪単価240万円前後のイメージで、新築と中古で比較的差があります。ただし、江戸川区役所移転、再開発事業が控えている街力の向上、更に当物件の再開発エリア至近の強みがありますので、リセール面は上昇する公算が大きいです。
月々およそのランニングコストを聞きましたが、周辺のマンションと比べると嵩みそうでした。新築は、価格だけでなく管理や修繕コストも高騰している中、充実した共用部、ZEH-Mマンション仕様、ディスポーザーなどの設備面を考えれば、妥当なランニングコストだと考えます。
「ZEH-M Oriented」(ゼッチ・マンション・オリエンテッド)取得による、住宅ローン減税の優遇措置も、コストを相殺できるポイント。エアリーステージより1段階下の「ZEH水準省エネ住宅」認定になります。
ローレルコート船堀 ブリーズステージ デメリット
マンション周辺は、住宅と中小会社や工場が共存しています。特に西向き住戸は、道路を挟んでリサイクル工場があるので、作業音や車の出入りなど、時間帯によっては喧騒があると思います。
また、西向き住戸は若干北西向きです。日当たりが差し込むのは、冬至付近の季節を除く、午後遅めの時間帯が中心と思っておいた方がよいでしょう。ただし、バルコニー前は低層の建物が並んだ明るい環境なので、室内への採光はしっかり確保できそうです。
最後に・まとめ
中小規模マンションながら、棟内に用意されたサードプレイス「オーナーズラウンジ」や、中庭の「オーナーズガーデン」は、日々の生活を充実させてくれる共用施設。暮らしはじめれば、当マンションを選んで良かったと思うはずです。
専有部を見れば、この規模感でディスポーザーなど高いレベルの設備仕様、快適な室内空間を保ち高効率な設備を導入したZEHマンション、「東京こどもすくすく住宅」認定の住人に優しい設計など、造り込みの良さが際立ちます。
再開発街区までは徒歩5分の近さ。江戸川区役所が移転してくれば、ますます生活は便利で楽しいものに!
「ローレルコート船堀ブリーズ レジデンス」は、近年コストカットが目立つマンションが多い中で、分譲マンションからの買い替える人でも満足でき、上質さを実感できるマンションです!
24年10月2日追記、現在の販売住戸
昨年12月からの売出し、61戸中現在33戸を販売済み。現在の売出し中住戸です。昨年の予定価格時より、価格据え置きでしっかり売れている感じです。23区将来性がある街で、このスペックが高いマンションが坪単価350万円前後は、検討する価値ありです。
◆西向き
Cタイプ、77.29㎡
3階、7,790万円(坪単価約333万円)
Eタイプ、68.20㎡
2階、6,680万円(坪単価約323万円)
5階、7,280万円(坪単価約352万円)
◆南向き
Fタイプ、67.30㎡
3階、7,570万円(坪単価約371万円)
Iタイプ、77.24㎡
1階、7,690万円(坪単価約329万円)
4階、8,370万円(坪単価約358万円)
Jタイプ、71.98㎡
2階、7,550万円(坪単価約346万円)
7階、8,490万円(坪単価約389万円)